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活動レポート

会報の抜粋記事(山ある記)を、ご紹介します。

紅葉の石鎚山と別子銅山跡ツアー

記:T.S
実施日:10月17(木)~19日(土)  天候:10/18 曇り、10/19 曇りのち雨
参加者:4名

コース・タイム:10/18 山麓下谷駅=(ロープウェイ)=山頂成就駅8:38→8:59石鎚神社成就社→10:53夜明峠→12:24弥山(昼食)13:10→13:18天狗岳→13:48弥山→14:49夜明峠→16:12成就社→16:32山頂成就駅=山麓下谷駅→京屋旅館(泊)10/19(日) マイントピア別子東平エリア散策

 出発前より心配していた天候も初日の石鎚山ピストン山行では持ちこたえてくれ色づき始めた樹々の鮮やかな紅葉も楽しむことができ感動の1日となった。
 初日のハイライトはなんといっても4か所、計240mの垂直に切り立った鎖場。一般的な鎖と比べかなり太くて輪も大きいが扱い慣れると安心感がある。そのいずれにも迂回路が用意されており高所恐怖症の人でも安全に山頂へ辿り着くことができるのが良い。
 鎖場は岩が所々濡れていたり苔むしているため慎重にスタンスとホールドを選びながら鎖を頼りに登っていく。楽しい! 怖さよりも爽快感を覚えた。
 山頂はあいにくガスが立ち込めており眺望はほとんど得られなかったが水墨画の世界のような神秘的な雰囲気が感じられた。
 2日目は雨天のため瓶ヶ森登山の予定が有名な別子銅山跡の観光へと変更になった。東洋のマチュピチュと呼ばれる廃墟の佇まいもさることながら、個人的には銅山跡から臨む西赤石山の山容に心を惹かれた。
 今回の例会は珍しく男性4人というメンバ-構成だったが、道中男同士の気兼ねない会話にも花が咲き楽しい山旅であった。

満開のコスモス咲く藤原京と大和三山

記:T.S
実施日:2024年10月13日(日)  天候:晴れ
参加者:11名

コース・タイム:大和八木駅9時半~耳成山10時~藤原京11時15分(昼食写真撮影等)~香具山12時10分~ミルク工房12時半~畝傍御陵前駅13時半~畝傍山頂14時15分~橿原神宮参拝14時40分~埴輪饅頭店~橿原神宮駅解散

 雲一つ無い真っ青な晴天を頂けた山行日。タイトルのコスモスが満開か少々気になりながらのスタートです。参加の方々から大和三山を以前から歩いて見たかった!と楽しみにしていたとのお声も頂き、嬉しかったです。
 心配の藤原京はコスモスが満開でエリアによってピンクゾーン、イエローゾーンもあり美しい畑の後方に次に歩く香具山、最後の畝傍山が映えお天気に感謝でした。今回は美味しい物巡りも兼ねたかな?と思える程、途中でみかん、ソフトクリーム、みたらし団子、埴輪饅頭をゲット出来、提供して下さった方々ありがとうございました!最後の橿原神宮の凛とした境内を参拝し帰路につきました。

裏六甲を楽しむ「赤子谷」

記:M.K
実施日:2024年10月5日(土)  天候:晴れ
参加者:10名

コース・タイム:9:00JR生瀬~9:18西宝橋~9:28左俣分岐~赤子谷コース~11:13鉄塔~11:26岩倉山~11:37鉄塔(昼食)12:13~12:36行者山~13:02エデンの園~13:34キレット~14:13樫ヶ峰~14:38表キレット~15:24甲山高校バス停(解散) ) 歩行時間・距離:約6時間30分(休憩含む)、約8.5km

 今回、私はTさんの裏六甲の秘境「赤子谷」の山行に参加させていただきました。しばらく続いていた雨も当日は嘘のように晴れ渡り、まさに山行日和でした。YAMAP地図にも載っていない未知のルートを前に、あえて予習をせずに山行に臨むことにしました。
 朝9時、生瀬駅を出発し、左俣分岐から赤子谷へと向かいました。蜘蛛の巣と格闘しながら進むと、見事なゴルジュ(峡谷)に辿り着きました。宝塚からわずかに足を伸ばしただけで、このような別世界が広がっていることに驚きました。その後、岩倉山のピークを踏み、鉄塔の下で昼食を楽しみました。エデンの園(老健施設)からバリルートに入り、馬の背で見晴らしの良い場所を見つけて長めの休憩をとりました。続いて、樫ケ峰のピークを踏んだ後、キレットルートを経てバス停に無事到着し、解散しました。
 このルートを迷うことなくスムーズに案内してくださったTさんのナビゲーションスキルには感服しました。私一人では到底辿り着けなかったことでしょう。未知のワクワク感を求める方には、ぜひTさんの山行をお勧めします。

高取山公開ハイク

記:A.N
実施日:2024年9月29日(日)  天候:曇り
参加者:(一般)2名(会員)9名

コース・タイム:9:45壺阪山駅→10:15砂防公園~11:30猿石~12:10高取山山頂(昼食・ティータイム)~14:15五百羅漢~14:40壺阪寺

 今年の異常気象で9月末でも酷暑となることを覚悟していましたが、何日か前から少しずつ暑さがやわらぎ、開始当日はお天気も曇りということもあって気温は気持ち低めで、恐れていた「リーダー足が攣りました!」とはならず、ホッとしました。前日に一般さんからのキャンセルが続々入り、最終的には二名という少し寂しい開催となりました。
 駅から一時間程、舗装された城下町らしい風情ある道をいきます。途中大きな栗がなっていたり彼岸花が咲いていて、秋を感じることができました。ダラダラと続く登りをゆっくり上り、途中に猿石を見て山頂に到着。 ここで昼食をとり、場所がないので続けてティータイム。アイスコーヒーとお菓子だけにしたのですが、Mさんが凍ったパイナップルを持ってきてくださり、皆で頂きました。ちょっとシャーベット状で美味しかった!
 ティータイムの後は立派な石垣の前で記念撮影をして、壺阪寺まで下りました。ここで一旦解散とし希望者のみ拝観、拝観されない方は各自で駅まで行って頂きました。
 体力・経験のない私が初めての公開ハイクリーダーということで、とても心配でしたがグループの皆さんのおかげで事故なく無事に終わることができました。本当にありがとうございました!

比良山系~武奈ヶ岳

記:A.N
実施日:2024年9月29日(日) 参加者:12名

コース・タイム:9:00坊村バス停~10:57御殿山~11:51武奈ヶ岳~12:29コヤマノ岳~13:48金糞峠~14:20前山~16:27イン谷口17:04比良駅

 山行記の依頼を受けた。入会してまだ2週間。そんな僕を山行に混ぜて頂いた感謝もあり、「はい」と即答。武奈ヶ岳は比叡比良を代表する山。7月に関西に転勤になり、気になっていた。集合場所は出町柳駅。ここから登山口までバスに乗る。バス停には既にメンバが集まっている。皆さん馴染のメンバのようで賑やかな会話が聞こえてくる。そんな中、ポツンとしていたら声をかけて下さる方がいた。登山口に着いたら別の方がまた声をかけて下さる。誰も知らない中、この心使いは正直ほんと嬉しかった。
 そして歩きを開始。いきなりの急登だ。ペースも早い。でも皆さん、サクサクと登って行く。しかも会話しながらだ。さすがと会の矜持を感じる。ところで僕は関東の山の会にも入っている。同じ山を志向する者同士、共通の言葉も多い。例えば「魔の2時」。疲れが溜り、しかも下りで怪我をしやすいこの時間は気をつけましょうということを指す言葉だ。「反省会」も然りだ。何を反省する訳ではないのだが、山を降りて来て懇親の機会は歩く者にとって一つのモチベーションとなる共通の言葉だ。一方、同じ言葉でも違う使われ方をする言葉も。一例をあげると「CL」だ。向こうの会ではチーフリーダを指す言葉だが、こちらではコースリーダを意味する言葉とのこと。歩きの中で「CLとして・・・」という会話をしたが、何か話がかみ合わない。そう、それはこれを知ったのが帰りの電車の中だったからだ。
 さて、今回の歩き、スタートこそはまずますの天気。だが、歩き始めて天候が徐々に悪化。で山頂はガスガス。おまけに雨まで降って来る始末。しかもそれなりだ。で、山を降りて来れば雨が降った形跡なし。山のあるあるだ。こんな天気の中の歩きとなったが、僕にとっては大きな一歩だった。何と言っても大きな出会いの機会となったからだ。富士山を拝める丹沢や伊豆、箱根の歩きに興味ありとの話も伺った。これから例会山行、考えてみます。今回も山と仲間とご縁に感謝だ。

岩場を歩く

記:S.S
実施日:2024年9月15日(日)  天候:晴天
参加者:7名

コース・タイム:芦屋川8:00地獄谷堰堤8:30~Aケンピーク9:00~Bケンピーク~万物相10:00~風吹岩 11:00~キャッスルウォール12:00~ブラックフェース~サンデーモーニング13:00~プロペラ岩~黒岩~15:00芦屋川駅


 今回の山行はスリングとカラビナが必要というので急いで購入し、いつもより緊張感高めで参加しました。Hさんが送ってくれたYouTubeで事前に巻き方を練習して迎えた当日、スリングを巻いただけでなんだか“出来る人”みたいな気分になって超楽しい!地獄谷もキャッスルウォールも初めてでしたが、ゆっくりペースで見守ってくださり順調に進む事ができました。前の人を見上げると急な岩場にこんな所上がれるかしらと不安になるのですが、いざ自分が登り始めると目の前のすごく狭い範囲だけしか見ないので案外恐怖心なくスッと上がることができました。大汗をかきながら黙々と岩を登る…。シンプルでものすごく充実した時間を過ごすことができました。
 今まで岩場と聞いただけで挑戦する前からビビって避けていたのですが、今回の体験のおかげでもっとやってみたい!と感じることができました。途中人懐っこい猫にも癒された最高の山行になりました。本当にありがとうございました。

播磨の低山を縦走して姫路城と播磨灘を眺めよう

記:A.U
実施日:2024年9月8日(日)  天候:晴れ
参加者:8名

コース・タイム:9:30白浜の宮駅 →10:05麻生八幡社(体操) →10:40小富士山→ 11:50仁寿山(昼食) →北原東公園にて休憩→14:40白浜の宮駅

 9月に入ったとはいえ、最高気温が33度ほどある暑い日。姫路まで歩きに行く機会があまりないし、播磨の山を縦走するのも面白そうということで参加した。
 小富士山の登山口まで住宅地を歩くと、点在する田んぼの稲穂やその上を飛び回る赤とんぼの群れが目に入ってくる。「暑くても秋は来ているね」と、話しながら歩いていくと、前方にきれいな形の小富士山。 麻生八幡社から小富士山の頂上までは思ったより急登で、鎖のついた岩場があったりして(「近道だよ」と言われても行かなかったけど)、結構登りごたえある~という感じだった。
 小富士山をかなり下ってから2つ目の仁寿山に登って行った。日陰が少なく、猛暑でしかもあまり風がなかったせいか、メンバー達の中には軽い熱中症や、痙攣が起こったりもした。
 リーダーはこまめに水分補給休憩をして、ゆっくりペースで歩いてくれた。三座目の御旅山は時間の都合で今回はパス。ティータイムではリーダーさんに冷たいパイナップルを頂いて、生き返った気持だった。姫路城はかすんで見えなくて少し残念だったけれど、また播磨の山に皆さんと行ってみたいです。
 リーダーさん、本当にお世話になりました、お疲れ様でした!

赤子谷左俣を楽しむ

記:M.W
実施日:2024年9月7日(土)  天候:晴れ
参加者:11名

コース・タイム:JR生瀬駅(9:15)~赤子谷左股分岐(10:25)~赤子谷~鉄塔(12:25-13:00)~譲葉山北嶺 (13:25)~譲葉山東嶺(13:40)~行者山(14:10-14:25)~エデンの園バス停(14:50)

 赤子谷は太多田川の支流で、右俣が本谷、左俣は支谷なんだそう。
 九時に生瀬駅を出発し、近くの公園で準備体操をする頃には、既に汗だく。天気も良かったので、夏バテしないか心配のあるスタートとなりました。
 福知山線の鉄橋を右に見ながら進み、車道に出て舗装された道をしばらく進むとグランドが見えてきました。そこを通り過ぎ、一旦休憩を挟んでいよいよ赤子谷へ。右俣分岐の表示を左に進んでいきます。歩き始めてすぐに堰提の登場で一気に冷気が身体を包みます。(すっずしぃ~)道は少し荒れているのか、あまり踏み入れられてないのか、方向が分かりにくい所もありましたが、リーダーについて川沿いをずんずん登って行きます。
 大きな滝が見えてきて、テンションアップ!(やっぱ涼しい)川沿いを右へ、左へ進路を取りながら登って行きました。ゆっくりと進んでくださり、休憩もゆったり取って頂いたので、不安もなく順調に歩いて行けました。休憩で立ち止まる時、ヒルに噛まれる事を危惧していましたが(雨ヶ岳で初ヒルに噛まれた、しかも両足)「ここにヒルは居ないよ」と教えて頂き、ますますルンルン気分で登れました。(楽し~)
 すると目の前に現れたのはゴルジュと呼ばれる場所。ゴルジュとは廊下状の狭い谷床のことだそうです。(きゃあ~、カッコいい!!)またまたテンションアップ! 川は徐々に水量を少なくしながら、大きな岩に足をかけて登って行きます。ちょっぴりスリリングな石幅の狭い場所を抜けたり、ロープを伝って横に進んだり(も~こんなコース大好き)楽しかったです。
 川が終わると尾根に向かって登って行きますが、これがなかなかの急登。ロープを使って登る所も多くあり、一気に疲労が…(頑張れる!頑張れる!)自分を鼓舞しながら登りきり、六甲山縦走路に合流しました。日陰を求めてそこで昼食。その後、譲葉山の北峰、東峰、行者山と歩みを進め、ゆずり葉台バス停に下ってきました。暑さも忘れるマイナスイオンのアドベンチャーなコース、とっても楽しかったです。
 Kリーダー、ご一緒した皆さん、ありがとうございました!

須磨アルプスと板宿の八百屋を訪ねる

記:M.B
実施日:2024年9月4日(水)  天候:晴れ
参加者:8名

コース・タイム:JR須磨海浜公園駅(9:30)~水野第一堰堤(10:00-10:15)~天井川右股ルート~須磨アルプスコル部(12:00)~東山(12:20-13:00)~八幡神社(13:40)~板宿(13:50)

 9月になってもまだまだ残暑が厳しいので、低山にゆっくり登って、帰りに安いと噂の八百屋さんで買い物して帰ろう!と、るんるん気分で参加しました。
 けれども、登山道に入ると倒木あり、ジャングル地帯あり、岩場あり、ここを通るんですか?という道なき道を進んだり引き返したりしてようやく馬の背に辿り着けました。
 その後は順調に進み、東山でお弁当を食べて元気になり、お楽しみの八百屋さんを目指してズンズン下山しました!板宿の商店街に到着すると、なんとお店に貼り紙が…「本日は天候不順による野菜不足の為お休み致します」と。前回もお休みだったので、今回こそはと、大きめのエコバックを用意して山盛り買って帰ろうと思っていたのに…(泣)。買い物は残念でしたが、山行はとてもAランクとは思えないアドベンチャーコースでとっても楽しめました。
 また次回、リベンジしたいと思います!ありがとうございました。

8月公開ハイキング(摩耶山トワイライトハイク)

記:I.S
実施日:2024年8月25日(水)
参加者:(一般)2名(会員)13名

コース・タイム:阪急王子公園駅15:55~(向かいの公園で)準備体操、挨拶16:10~16:30青谷道登山口~16:48つくばね寮16:51~17:07行者堂跡17:15~18:05史跡公園18:15~18:28掬星台(ティータイム、自由時間、集合写真)~19:15頃 ★徒歩で下山→掬星台19:30~(上野道)~21:03阪急王子公園駅、解散

 集合は夕方16時。まだまだ蒸し暑く、道中風もあまりない。休憩の度に水分どれだけでもとれる感じ。ゆるゆる歩いて掬星台へ。今までの暑さが嘘のように、涼しい風がふいていて汗をかいた身体では、寒いほどに。ティータイムの温かい飲み物がうれしい。手作りのスイートポテトや、アラビア風飯もあり、(個人的には)しばし、眺望ではなくガッツキタイムに。メインの眺望はガスっておらず絶好のコンディション。夕暮れの町の明かりは幻想的で、登って見に来る価値はあるなあ(文明の利器を使うと感動が目減りすると勝手に思ってる)。に加え、この日は大阪南方の雷光も加わる。何度か落雷を確認。だんだん暗くなりヘッデンをオンしたはずが、点いてはいるものの手元まで光が届かない!!
トワイライトハイクの企画だけど、個人的にはヘッデンで歩く練習が第一目的だったので、プチパニック。予備の電池で事なきを得た。家出る前に暗いところで明かりが十分か確認しておくべき、予備の電池は必須との教訓を得た。ヘッデンといいつつ、首にかけてもいいと教えてもらって首にかけて使用。これもやってみないとわからない。掬星台のロープウェイから展望台までコンクリートの歩道は、ライトで照らすと天の川のように光るのを発見。夜の山道は、第一歩を踏み出すまではやたら不安だったが、複数人いるのとライトの明るさで歩けるものだなあと思った。ただ、視界が限られていて看板は見落としがち。夜の山道は楽しいとは思えないけど、いざという時の練習になったと思う。

観音山へ行こう

記:Y.K
実施日:2024年8月21日(水)  天候:晴れ
参加者:5名

コース・タイム:銀水橋(9:15)~植物園(9:50-10:00)?北山貯水池(10:20-10:30)~鷲林寺(11:30~11:50) 観音山(12:45-13:20)~ゴロゴロ岳(13:50-14:10)~奥池バス停(14:35-15:03)


 前日は夜中まで雨が降り、今夏の猛暑も少し和らいだような気がする水曜日、参加者5名で同じバスに乗り、銀水橋より出発。こんな少人数も大人の遠足の様でまた楽し。
 北山植物園では、平日の池の静けさや蓮の花に癒されながら北山貯水池へ。ところが観音山への登山口への道がまさかの工事で通行止め、貯水池の周りをてくてく歩く事になりました。
 建石筋の交差点を渡って少し進むと登山口に到着です。途中で、一度訪れてみたかった鷲林寺を通り、登山道を上へ進みます。時折さぁ?と吹きぬける風と、青く実をつけ始めた栗に小さな秋見つけた❣とちょっぴり幸せな気持ちになりながら頂上に到着。
 初めての観音山、標高のわりに?その展望が素晴らしい。東には甲山に北山貯水池、その上に少しだけ秋を感じる雲。近くにありながらこんな素晴らしい眺望を頂ける事に感動を覚えました。
 リーダーが途中で見つけられた「霊芝」というきのこ、薬草の成分かな、と名前は聞いた事があるものの、魔除けになるそうです。でもきっと今度自分で出会っても他のキノコとは見分けがつかないでしょうが。
 観音山からゴロゴロ岳への道すがら、やたらと虫が多くなり、服の上からも刺してくるどう猛さ。夏は虫との闘いですね。ゴロゴロ岳から奥池へ降り、無事バスにて楽しい大人の遠足を終えました。皆さま、お世話になりました。

金剛山モミジ谷M-例会

記:M.N
実施日:2024年8月17日(土)  天候:曇り時々晴れ
参加者:8名

コース・タイム:富田林駅 9:10 -(タクシー)- 9:40 水越峠(コース説明・体操)9:50 - 10:20 金剛の水 10:25- 10:30 モミジ谷入口 - 10:45 狼谷分岐 - 11:05 第5堰堤 - 11:30 ドラゴン流木 11:45 - 11:50 本流分岐 - 12:20 山頂広場 13:00 - 13:10 葛木神社 - 13:20 水場(ティータイム)13: 40 - 14:50 百ケ辻・金剛ロープウェイ前バス停

 今日は第一回M例会。「M例会ってなんや?」 M例会って「マスターズ例会」のことです。「70歳以上の方をターゲットにゆるい道をのんびりハイキング」、って思ってた。でも違った。以前バリバリ山に登っていたけれども体力も自信がなくなりA例会など軽めのコースがメインになっている。山行の経験が少なくA例会しか自信がない、でももっと山に行きたい。このような方でもゆっくり行けば普通のB例会レベルの山は行けると思いませんか?のんびりとした道をゆっくり行っていた方も、もう少し歯ごたえのある道を行けますよ、って趣旨が正しいです。たまには普通のBレベルの例会ルートをゆっくり歩こう、です。
 今回のM例会は結果的にはリーダー以外は70歳未満でした。リーダーは健脚です。ゆっくり目に歩いてくれたそうだけど私からしたら普通のスピードでした。コースも極めて難しいわけではないものの、のんびり歩けるというほどではありません。結論として今回はM例会はいうものの普通のB例会ぐらいの雰囲気でした。今後参加者を見ながら速さなどを調整してくださると思うので、みんなでB例会レベルをゆっくりと行きませんか?
 コースですが、水越峠までタクシーで行き、途中までダイヤモンドトレイルコース。途中からもみじ谷に入り小さな沢を登っていく。下りは寺谷コース。どちらも楽しかったです。いくつか印象があります。もちろん六甲の全部を知っているわけではありませんが、六甲とは違った雰囲気だなって感じました。六甲ではあまりこのような谷を登ったことはありませんでした。水場も多いです。コース中4‐5カ所はあったかな。暑さを警戒し沢山水を持って行ったけれど、十分補充できたようです。最近二回ほど六甲最高峰に行きましたが、風もなく「クソ」暑かったです。今回は風もあり山頂の温度も21度で歩きやすかったです。
 下にドラゴン流木(竜木)の写真を載せました、本当に竜のようで面白いですよ。ぜひ見に行ってください。
 ヤマスタ情報:このコースでは金剛山頂で3つ取れました。イベント登録しておけばもう少し取れるかも(詳細不明)。 葛木神社でも取れます。 YAMAP情報:ピークゲットは金剛山山頂と、葛木岳(灰色ピーク)。葛木岳が本当の金剛山の最高峰ですが、聖域のため登れません。でも葛木神社でピークゲットはできます。私は念のためできるだけ山頂に近づいてみました。数メートルですが。

警戒アラートの中「安全重視で汗をかく」

~秋の山行を鑑み、朝早めに集合して、たくさん休憩をとり、
最も暑い時間帯には公共交通機関のエアコンの中で帰路につく~

記:K.I
実施日:2024年8月3日(土)  天候:晴れ
参加者:3名

コース・タイム:8:30六甲ケーブル下駅~油こぶし登山口~10:35六甲ケーブル山上駅10:45~11:15記念碑台(昼食)11:50~12:20みよし観音~14:00石切登山口~14:20くるくるバス「エクセル東」~JR 住吉駅解散

 暑さは覚悟の上!油こぶし登山口から六甲ケーブル山上駅までぜひとも歩いてみたくて参加しました。最高気温36℃。とてもとても街中は歩けませんが、山の中は木陰や時折り吹く風のおかげで汗だくになりながらも山行を楽しむことができました。上りはゆっくりしたペースで休憩も十分にとりながら、下りは小股で浮石を踏んだりしないように歩き、注意力が散漫になりそうな14時頃にはお互いに声をかけながら歩きました。
 今回のコースに参加させて頂いて、日本最古のゴルフ場である神戸ゴルフ倶楽部や記念碑台、みよし観音など、今まで知らなかったことを知ることができました。身近にあっていつも眺めている六甲山、まだまだ知らないところだらけです。石切道登山口を下りバスに乗った時の涼しさは格別のものでしたー!

≪100万ドルの夜景&花火&ナイトパーク≫生駒山ナイトハイク

記:Y.H
実施日:2024年8月3日(土)  天候:晴れ 気温38度
参加者:9名

コース・タイム:近鉄石切駅17:04~18:04興法寺~19:13鬼取山~19:19パノラマ駐車場 20:18~20:38生駒山上遊園地20:58~21:21宝山寺21:27~21:54生駒駅

 酷暑の夏、「夕暮れに涼しく山歩きをしたいなー」そんな時はナイトハイクしかないと思い、Kリーダーの生駒山ナイトハイクに参加しました。ところが酷暑の夏は夕暮れになろうと夜のはじめ頃(18時~21時頃)になろうと関係なく暑かった。「生駒山だし、花火だし、夜景だし」とルンルン気分での参加でしたが、集合駅からしばらく歩くといきなりの急登。全身から汗が吹き出し、額からはしたたり落ちるほど。これは日本の3大急登に入れてもいいのじゃないかと思うくらいでした。リーダーは「一気に500mくらい登るよー」とさわやかな笑顔でおっしゃっていましたが、私はゼーゼーヒーヒー言いながら、短い足を前に進めてやっとこ付いて行きました。
 汗びっしょりでパノラマ駐車場に到着。そこには既に夜景や花火を期待して待機している先客たちが。私たちもいそいそと先客たちの中に入っていき、夜景を満喫、そしてお待ちかね、リーダーからアイスの差し入れ!火照り切った体に冷やっこいアイスは最強でした。程よく柔らかく、最強に冷たく、グッタリした体をシャキーンとクールダウン。するとドーン、ドドーンと日本の夏の風物詩、花火が打ち上げられました。淀川の花火、遥かかなたでしたがキラキラと夜空に舞う炎の光は大人になってもその美しさに魅了されます。みんなで持ち寄った一品を美味しく頂きながらの花火鑑賞。淀川の次は奈良側から、どんどこ祭の花火が打ち上げられ、右も花火、左も花火。さわやかな風も吹いて体はクールダウンですが、心は熱いまま花火を楽しみました。花火の次はナイトパーク。暗闇の中、山上遊園地を歩くのかと思いきや、なんとナイト営業しており、ファミリーやカップルで賑わっていました。ちょっと昭和でノスタルジックなナイトパークにみんな興奮状態です。ワイワイとはしゃぎながら集合写真を撮りました。が、写真では私たちの熱気と”はしゃぎっぷり”をうまく表現できずちょっと残念な感じとなりました。ナイトパークに後ろ髪を引かれながら次の目的地「宝山寺」へ。商売の神様を祀る日本三大聖天のひとつだそう。夜のお寺はまた雰囲気があり、厳かでした。境内は広く見どころも多いので、今度は昼間にゆっくり訪ねてみるのもいいなと思いました。終電のタイムリミットが迫る中、名残惜しみながら帰路につきました。リーダーに来年もお願いしますとオネダリし、またみんなで、はしゃごうねと誓った夜でした。

増位山と幻のそうめん滝

記:T.F
実施日:2024年7月20日(土)  天候:晴れ
参加者:6名

コース・タイム:JR播但線姫路駅9:53-野里駅10:00-増位山11:30-12:00-そうめん 滝12:40-広峰山登山口13:10-西尾根コース分岐13:30-随願寺-西尾根コース登山口14:50-JR播但線野里駅14:56-姫路駅15:05

 そうめん滝……夏にピッタリな名前に惹かれて決めた。野里駅から道迷いしながら登山口らしき所にたどり着き、鬱蒼とした山の中を1時間ほど歩いて増位山山頂に到着。増位山は書写山、広峰山と縦走できる広峰山系の一つで、先客のご夫婦に山頂から見える山々や川の名前を教えて頂き、厚かましく集合写真も撮っていただいた。あとは水しぶきをあげたそうめん滝を目指して倒木を潜ったり跨いだりしながら急な坂を谷へと下り、「この橋、大丈夫?」というメンテナンスに不安を感じる橋のかかった沢沿いをさらに下って車道に出た。車道の脇にそうめん滝の看板があって川も流れているけれど滝が見当たらない。音も聞こえない???そうめんが流れ落ちるような水しぶきをあげた滝は?暑い中、長時間並んでやっと順番がきたと思ったら目の前で売り切れたかき氷の気分になった。ちゃんと地図をみれば、もう少し歩いた所にあったのに、この時は暑さとショックですぐに諦めてしまった。キャンプ場で蝉の声を聴きながら昼食をとり、下った分だけ急坂をのぼり、帰路についた。ご参加いただいた皆様、リーダーの準備不足のせいで暑い思いだけさせてしまい申し訳ありませんでした。

夏山セミナー修了山行(燕岳と周辺散策)

記:S.S
実施日:2024年7月20日(土)~7月22日(月)
参加者:24名

コース・タイム:7/20(土)西宮北口7:10→西宮IC→安曇野IC→13:30大王ワサビ農園→16:30宿
7/21(日)宿5:30→6:20中房温泉6:40→合戦小屋11:30→14;00燕岳→15:00燕山荘
7/22(月)燕山荘6:00→大下りの頭7:00→中房温泉12:30→温泉14:30→22:00西宮

 今回の夏山セミナーでは大変素晴らしい経験をさせていただきました。特に修了山行の3日間はとにかくずーっと楽しくて…あっという間に終わってしまいました。
 燕山荘を目指して登っている時は疲れてはいましたがバテバテではない事が地味に嬉しく、明るい気持ちで歩くことができました。更に途中で槍ヶ岳が見えてテンション爆上がり!疲れが吹き飛びました。聞いてはいましたが、こんなにも感動するのだと我ながら驚きました。表銀座で見た景色も体験した強風も、全てが今までの自分の生活とかけ離れすぎていて、現実ではない夢のような感覚でした。
 正直私は山の事を知らなさすぎて「経験積まないと良くないし、やっておくか」という気持ちでセミナーに申し込んでいて、憧れの山もなければ行きたい山もありませんでした。でも今は槍ヶ岳を見ながら周りの山を縦走したいという目標ができました。
 そして今回の山行で1番得られたものはやはり人でした。トレーニングから一緒だったセミナー同期の仲間、素晴らしい人間性のスタッフの方々。この輪の中に入れていたことを心から幸せに思っています。皆さま本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

7/21 読図ハイク

記:Y.F
実施日:2024年7月21日(日)  天候:曇り・雨・快晴
参加者:9名

A.T) 私は、読図ハイクに2度目の参加です。例会等に参加させていただく時は、実際、コンパスや地図を使うことは、ほとんど無いのですが、地図には、感心するばかりの情報があふれていますし、正しいコンパスの使い方が、わかれば、地図を読む事、行く方向も、わかるのだと、理屈では、理解しているのですが、一度目の参加では、ボンヤリ、わかったような気がしていました。二度目は、復習と、別の疑問等も出てきて、リーダーさんと、副リーダーさんから、丁寧に教えていただき、前回より、理解度が増して来ました。また、歩いた分数で、どれだけ距離を進んだか、行き先々にはどんな目印があるのか、上を見上げて送電線も、しっかりまっすぐ、地図にある事も目印!などなど、超暑い中、ゆっくりゆっくり歩きながら、教えていただき、気づきがたくさんありました。
 と、かしこまって書きましたが、ご愛嬌いっぱいの、笑いの絶えない楽しい読図ハイクでしたー。リーダーさん、最後の最後の最後まで、お世話になりましたー。

感想文 “山トレ企画・T例会”[奈良田から登る白峰三山]

記:A.T、A.M
実施日:2024年7月19日(金)~7月21日(日)  天候:曇り・雨・快晴
参加者:3名
参照URL:ヤマレコ山行記録

行程:7/19) 西宮1100=奈良田1800、
7/20) 時間11.5h 距離 20km 登り 2,300m 下り 450m
7/21) 時間 9.5h 距離 16 km 登り 800m 下り 2,200m

感想:

A.T) 内容の濃い白峰三山でした。初めての南アルプス、初めての縦走、初めてのテント泊。その上、奈良田-広河原通行止め(出発日前日に解除)。本当に行けるのか?結果は、事故もなく無事下山。みんなに本当に感謝です。自身の今後の課題も見えてきました。
 1日目上りは、今までの経験が役立った。テント泊は未経験でMさんにおんぶにだっこ。ありがとう、お陰で快適に過ごせました。2日目下りは、岩場とザレ場の下手さが浮き彫りになり、ペースが上げられない。後半なんとか巻き返しバスに滑り込んだ。アルプスなんてザレ場だらけなので、ここを何とかしなければ、成長は見込めない。あとは、テント泊とザックの詰め方。これは回数でカバーしよう。
 山の景色?感想?それは登って体感しよう!あの景色も体感も、嬉しさも悔しさもすべて私が得たものだ。来年の夏、私は更に強くなる!

A.M) 行けるのか??8月ジャンダルム挑戦の体力作り。登り2000m以上は初めてで申込み後も自問する。車での往路はあっという間で初日は夜会をして就寝。翌朝4時起床5時出発。緊張と、Tさんの栄養剤効果でテンションは上がり「よっしゃ?どんな急登でもこい!」。が序盤はなだらかな登りで、こんな道続けばいいなぁ?と思っていたら大門沢小屋以降、きました急登!!今までにないくらいの滝汗。酸素が薄く感じて意識して呼吸。対向のラガーマン風の男性5人組や精悍なトレラン風のカップルが強風で撤退とのこと。Iさんが「農鳥小屋まで行けなかったらビバーグやから」と!!顔が引き攣りましたが稜線に進むと穏やかに。
 富士山が近くに見えて感動したのも束の間すぐに雲の中。疲労困憊の足を一歩ずつ前に出してようやく農鳥小屋。アルプス初のテント泊で、気温10℃程でダウンを着て夕食。寒くて8時就寝。が!アドレナリン効果でなかなか寝付けない!笑)
 2日目4時起床1時間で出発!絶景はあっという間に霧の中。疲労と強風で牛歩の歩み!北岳まではコースタイムを超過するが、肩の小屋以降はペースアップ。14時半のバスに微妙なペースだが慎重に進み、白根御池小屋ではアイスで補給!みんなの頑張りのお陰で15分前に広河原バス停に到着したのは本当に嬉しかった!
 挑戦できて本当に良かった!山ってやっぱり最高!!

7月公開ハイク 赤目四十八滝 渓谷ハイキング

記:Y.M
実施日:2024年7月6日(日)  天候:晴れ
参加者:12名 一般:8名(合計20名)

コース・タイム:0930近鉄赤目口駅集合~0940バス乗車~0950赤目滝バス停着~挨拶・体操~1005渓谷入口(サンショウウオセンター)~1011不動滝~1025千手滝~1028布曳滝~1055百畳岩~1115荷担滝~1125琵琶滝~1135岩窟滝 渓谷内最終滝の岩窟滝で昼食を取り、折り返し(約45分滞在)1220岩窟滝~1230琵琶滝~1240荷担滝~1300百畳岩 百畳岩の広場でティ-タイム(約40分滞在)1340百畳岩~1407布曳滝~1410千手滝~1424不動滝~1430渓谷入に到着(挨拶し解散)

 梅雨のど真ん中七夕の日、7月の公開ハイクを実施しました。 一週間前から予報では雨予報…。連日世の中毎日35度以上の猛暑、気分的には沢沿いと言っても、暑いよなぁ~歩きたくないなぁ~中止にならないかなぁ~という気分でしたが……。でも、予報に反して当日はお日さまキラキラのいい天気です。近鉄鶴橋から約1時間半……近鉄赤目口に降りました。期待に反してちょっとだけ涼しさを感じました。これは、沢沿いだし良い感じかもしれないぞ~(期待大でした)。  まずは、サンショウ魚センターでオオサンショウウオさんのお顔を見てから、沢沿いに歩いて行きました。四十八個の滝が有ったか不明でしたが、大小の滝が表れて周りはまだまだ新緑一色、めちゃくちゃ、滝からのミストや新緑に癒されてきました。
 最終の岩窟滝で昼食後、ピストンで出発口まで戻りました。沢沿いと言っても500m程登りました。途中、岩や石の階段が滑りそうで怖い所もありましたが、皆さん、怪我をする事も無く無事に公開ハイクを終えることが出来て良かったです。(長坂山は登らなくてほんとに大正解でした)
 ティータイムで皆さんにお出しした、コップに凍らせた蒟蒻ゼリーとフルーツにサイダーを入れた品が好評で嬉しかったです。山は登らなくても夏はこんな活動も良いかと思いました。

甲山(体験?)ハイク

記:Y.K
実施日:2024年7月6日(土)
参加者:4名

コース・タイム:9:00甲東園駅~9:05公園(体操)~9:55地すべり資料館~10:10展望台~10:40甲山森林公園(ティータイム一回目)~12:10甲山山頂(昼食)~12:50北山貯水池~13:40北山池(ティータイム二回目)~14:30銀水橋(ティータイム三回目)~15:00甲陽園駅

 当初の天気は曇り後雨で心配していましたが、なんとかお天気がもちそうとの事でハイキング決行。ただ二日前からSリーダーよりのメールを頂く度に参加者が減っていき、とうとう一般参加者がゼロという事態に・・・!皆さん体調やご都合が悪くキャンセルになったようですが、体験ハイクのはずが会員4名の例会となりました。
 朝からグングン気温も上がり、少し歩いただけで汗ビッショリです。でも甲山をよくご存じのSリーダーの要所要所での説明で、楽しく歩くことができました。
 『この道を上がれば頼朝の塚があり』や『ここの水はこの先三か所に分かれている』、『湿原があり季節になれば鷺草が見られる』等々、豊富な情報量にビックリです。西宮に住んで半世紀以上、まだまだ知らない所だらけで、大変勉強になりました。
 甲山森林公園について一回目のティータイム。全員汗ビッショリだったので、Sリーダーが準備してくださったアイスコーヒーがとても美味しかったです!一息ついてから山頂へ。ここでお昼休憩をとり、北山貯水池へ下ります。北山の池のほとりでティータイム二回目。暑いので何度も休憩をとって頂き、ありがたかったです。その後北山ボルダー群へ向かい、オモロイヤロック等面白い名前の岩を楽しみました。計画では夙川までおりるはずでしたが、あまりの暑さに銀水橋までとし、横にあった小さな公園?で三度目のティータイム。今回はMさんがアイスパイナップルを振舞ってくださいました。これまた火照った体に染み入る美味しさでした。
 最後は甲陽園駅まで歩いて終了です。体験ハイクが例会となってしまった一日でしたが、詳しい説明を聞けてとても楽しい一日でした。

涼しい谷を歩く「白石谷~黒岩谷」

記:Y.M
実施日:2024年6月16日(日)  天候:曇りのち晴
参加者:8名

コース・タイム:有馬温泉(9:00)~ケーブル下(9:30)~白石谷出合い(10:00)~白石大滝(10:40)~一軒茶屋(11:50)~昼食~黒岩谷入口(12:30)~東おたふく山(14:00)~風吹岩(15:00)~高座の滝(15:30)~芦屋川駅(16:00)

 六甲には谷沿いを歩く道がいくつかあるが、この白石谷と黒岩谷というのは聞いたことがあったが歩いたことがなかった。どんな所だろう、行ってみたいな~と興味を持ったので参加した。
 当日集まった健脚メンバーに入り、雨上がりの澄んだ空気の中、山行がスタートした。何度か歩いたもみじ谷を過ぎ、いよいよ白石谷分岐に入る。
 今までとは異なった川沿いの風景になり、せせらぎを聞きながら、白石滝を見て山頂目指して登る。
しかし……。せせらぎを聞きながらのハイキングは登山道に入り数十分で聞く余裕がなくなる。道はあるが崖の上の細い道、ザレ場の上り、渡渉が何度もあり、急登も続く。おまけに気温も上がってきて体力も失われていく。「山頂までもう少しですよ~」とメンバーの1人が言うが、どこからか違うメンバーが「山のもう少しはまだまだやわ~」と。そんな和やかなやり取りをしながら、ようやく六甲山山頂に到着。30分の休憩を挟んで次の谷、黒岩谷へ向かう。
 黒岩谷から土樋割峠、風吹岩を目指す。濡れた落ち葉や石に足をとられやすく、また下りのため慎重に歩みを進める。片脚が地面についていない梯子を降り、堰堤を越え、疲労が溜まった身体に追い打ちをかけるように急下りや渡渉が続く。
 ようやく風吹岩までたどり着き、そこから見える阪神間一帯の景色は、快晴のお天気も手伝って素晴らしいものであったが、この時点で私はかなり疲れがたまっており、この先のロックガーデンを下る事を考えると一抹の不安があった。疲れたよーとも言っていられないので、この景色を見て、下山の力に変え再び歩き始めた。
 恐ろしい下りのロックガーデンを慎重に進み、高座の滝の音が聞こえるとあと少しでゴール。滝にかかる橋を渡るとやり遂げた!と同時に大きな達成感に満たされた。そして、「あー今日参加して良かった!」と心からそう思った。このゴールでの達成感が自信に繋がり、次の山行への意欲となる。それが味わえる山登りが私には魅力である。
 芦屋川の河原での反省会。川の風にあたりながらメンバーで思いを語り聞く。皆の山への思いが聞けた有意義なひとときがまた印象に残る良い山行であった。

公開ハイク 六甲古道を行く

記:H.I
実施日:2024年6月16日(日)  天候:曇り時々晴れ
参加者:一般【6名】会員【11名】

コース・タイム:六甲ケーブル下9:10出発→登山口9:30到着、9:40出発→記念碑台11:30到着、昼食後12:00出発→13時ごろ九体仏→14:00頃から20分ほどティータイム→14:50有馬口駅到着解散

 一番の難所がスタートの六甲ケーブル下から登山口までの自動車道!距離もあり、車も多く通り、遮るものがなくカンカン照り。でも今日は工事で車の通行禁止、程よく曇り空で幸先よくスタートが切れました。
 登山口を少し入ったところでミーティング・体操をして、ここから班体制で行動をします。初めてのリーダーで皆さんを前にして緊張気味。「声が出ていないぞ」と活を入れていただきました。
 アイスロードは江戸時代後期から明治の初めにかけて六甲山上の人工池で氷を作り、氷室で保存し、夏場に大八車で灘へ卸すための由緒のある道です。当時は六甲ははげ山で今とは風景も違ったとは思いますが、急な山道を駆け降りるのは危なく事故も多かったそうです。小さな渡渉が3カ所あります。前日の雨で水も多めでしたが、一番水量が多いところでも皆さん問題なく渡っておられました。古を忍びながら登ると縦走路の丁字ヶ辻に出ます。ここからまっすぐに行くとシュラインロードですが、その前に昼食のため記念碑台へ寄り道しました。記念碑にあるビジターセンターには大きな東屋やベンチもあり昼食に適しています。水飲み場もあり、トイレはウオシュレットもついておりきれい、お湯もいただけます。展示場もあります。記念碑台の下のトイレだけでなくぜひ上まで登ってみてください。
 記念碑台から丁字ヶ辻まで戻ります。角の階段を登ったところに稲荷大善神がありましたが、道路拡張のため一時仮場所に移転していました。今回元の位置に戻っていましたが階段はなくなり路面と同じ高さで、小さくなっていました。ともあれ戻ってきたのはいいことです。
 シュラインロードは江戸時代の1800年ごろ唐櫃(からと)の人たちが西国33カ所に見立て 石像を寄進しました。当時は追剥やキツネやムジナの出る怖い道だったそうです。途中に役小角ゆかりの行者堂もあります。明治期に六甲山上を開いた外国人によってシュラインロードと名付けられたそうです。
 裏六甲ドライブウエイにでるとシュラインロードは終了です。あとは長い林道を進むと神鉄有馬口駅へ一本道で付きます。途中で恒例のティータイムをしました。暑いお茶でなくWさんが担いでいただいた凍らせたフルーツジュースも程よく溶けて、皆さんの喉を潤します。もう一息頑張りし神鉄有馬口駅で解散しました。数人入会してくれそうです。

京都一周トレイル②泉涌寺~蹴上

記:H.I
実施日:2024年6月15日(土)  天候:曇り時々晴れ
参加者:18名

コース・タイム:東福寺09:02-10:37清閑寺山10:54-11:30東山山頂公園、昼食-12:00-13:00蹴上インクライン・ティータイム 解散13:45

 このところ腰痛で好きなゴルフは、試合に出ても予選落ち…という訳で蟄居していましたが、久しぶりに京都トレイル②に参加させて頂きました。天気も良く気持ち良く歩きましたが、実は歩く前からテレビで紹介された「マルシン飯店」の天津飯を南禅寺から寄り道して食べよう!と頭に思い浮かべておりました。
 当日、9:00に京阪東福寺駅を出発。昼食後、東山山頂公園展望台から京都駅周辺を一望。「京都駅、京都タワー…?どこかで見たことのある景色やなぁ??」と見覚えある風景。よく考えたらここは、昨年10月に観光で大先輩をお連れした「将軍塚、青龍殿、大舞台」京都一周トレイル東山コースNo.22の地点でした。嫁さんにも「今度連れて行ったるわ!」なんて偉そうに言った場所に知らぬ間に来てました…反省。ルートマップは見ていたが前回は車で来たので全く気付かず…反省。
 その後、蹴上インクライン見学とゲーム大会。歳を忘れて線路1本の上を体操女子平均台に見立ててみんな必死のパッチで競い合う。解散後、南禅寺へ。水路に沿って南禅寺の裏に到着。到着後、「日本遺産 琵琶湖疏水」を経て「水路閣」に感動している自分に「自分の行く名所ぐらい調べておけよ!」と自問自答…反省。
 南禅寺の境内は広く、三門は、長野善光寺山門を思い出しました。御朱印帳を持参していましたが、「御朱印は、印刷したものです」と言われ印刷は有難くないので貰いませんでしたが、楽しい1日を過ごせました。

次の山行を更に楽しむために
①行き先の地図上のルートと位置を再確認 ②どんな名所があるのか? 予習して参加します!
※)「マルシン飯店」の天津飯は、店の前に22人の行列で諦めました…残念。

ゆりのガーデンから甲山八十八ヶ所巡り

記:A.I
実施日:2024年5月29日(水) 天候:快晴
参加者:8名

コース・タイム:仁川駅西口9:35~9:55ゆりのガーデン10:15~10:35レストハウス10:50~11:40甲山山頂12:20~12:40神呪寺12:50~甲山八十八ヶ所巡り14:00~アンネ協会バラ園を経て甲陽園駅15:00解散

 毎回気になる所ですが、天気予報を信じて決行する気持ちには変わり有りませんでしたが、前日の大雨心配でした。当日は本当に快晴になりほっとしました。(実は私は雨女なので内心ドキドキでした)仁川駅から川沿いにゆりのガーデン南の公園にて挨拶と体操。地すべり資料館でトイレを兼ねて立ち寄り、館長さんから簡単に説明を受けました。個人的にまた資料館に来ようと思いました。
 県立甲山森林公園の東入り口からレストハウス、愛の像から甲山を見てトイレ休憩後甲山頂上迄の登りです。それこそ前日の雨で道のぬかるみが心配でしたが、多少のぬかるみは有りましたが皆さん滑る事も無く大丈夫でした。途中道の分かり難い所も何とかクリア山頂にて昼食。山頂の大きな木は暑さ除けになり都度感謝。
 甲山山頂から神呪寺迄降り、八十八ヶ所巡りの始まりです。神呪寺の88番が本来最後なのですが、また階段を登って戻るのは大変なので88番からとなります。1番から8番迄は大師道沿いで車の往来も多く危険なので割愛して、9番から皆でわいわいと番号探しの様に順番にお寺の名前や仏像を確認しながら進めました。途中神呪寺を背に立地の良い場所では暑さも有りましたが気持ち良く堪能できました。
 最後87番香川県で終了しました。その後甲陽園駅まで、一人の方がアンネのバラ協会のバラがまだ鑑賞できると思うので行きたいとなり、皆でナビを頼りに協会へ、終わりかけでしたがオレンジ色のバラが見られました。その後甲陽園駅で解散。
 参加して下さった皆様ありがとうございました。

Tトレ クライミング実技~初級者編&練習会~

実施日:2024年5月26日(日) 天候:晴れ
参加者:8名

コース・タイム:生瀬駅7:25-8:15蓬莱峡・大屏風前広場~装備装着&事前説明~9:00演習~15:30撤収完了-16:15生瀬駅

(記 Y.M) 3月に県連のロッククライミングセミナーを受講させていただいてから、それきりになってしまってはもったいない、と思っていました。今回、山行部の方々にサポートいただき、たくさん登らせていただくことが出来て、回数重ねるうちに楽しみながらクライミングをすることができました。これまでは恐怖と必死しかなかった気がしますが、自分なりに色々試してみたり景色を眺めたりできてうれしかったです。また、メンバーと和気あいあい励まし合いながら、諦めない姿に勇気をもらい、楽しくがんばることができました。参加者の皆さま、ありがとうございました。

(記 H.M) 蓬莱峡でクライミングをするのは、今回で2回目でした。RCセミナーを終えたばかりで、まだ自信が持てず、ビレイも登攀も山行部の先輩に確認してもらいながらでした。丸1日日向でしたが、熱中症に気を付けつつ、ほぼ休みなく取り組めました。リードビレイはやっぱり要改善。登攀も確実な動き・感覚を探りながらゆっくり登りました。そんなこんなで、ドキドキしながらの今回でしたが、特に印象に残ったのは、久しぶりにハイキング部の知り合いと会えたこと。ハイキング部の例会になかなか参加できない最近でしたが、「あの時ご一緒したあの人が、そして初めてお会いしたこの人がスイスイ登ってる❤」と、いい刺激を受けました。参加された皆さん、楽しい1日をありがとうございました!

友ヶ島 タカノス山(和歌山県)

記:K.S
実施日:2024年5月25日(土)
参加者:19名

コース・タイム:加太港 9時50分集合フェリーに乗る=友ヶ島10時20分着野奈浦桟橋10時40分出発=第2砲台跡=友ヶ島灯台=子午線広場=第1砲台跡=孝助松海岸(ゆっくりまったり昼食とティータイム)海岸散策=旧海軍聴音所跡=小展望台=タカノス山山頂=第3砲台跡=野奈浦桟橋15:05

 以前テレビの旅番組で友ヶ島を紹介されていて行ってみたいな~と思っていたら例会で企画くださり、とっても楽しみにしていました。今はとても観光客が多く、Mさん曰く友ヶ島に来るに際して「サマータイムレンダ」という世界的に有名なアニメを予習してきたとのこと(^o^)
 Mさんが参加者全員にそのアニメに出てくるよもぎ餅をごちそうくださり、そのお店のおじさんが「今日も夕方店前にアニメの関連の撮影をしにイケメンが来るのでよもぎ餅の看板を入れずにいているとのこと。とってもそのアニメが気になり帰宅してNetflixで早速見ました。こんなに友ヶ島のシーンが反映されてるアニメにびっくりしました。皆さんも訪れる前にそのアニメを見て予習して、ぜひその美味しすぎるよもぎ餅を事前に予約して食べながら観光される事をオススメします。絶妙な甘さでとってもやわらかくて美味しいよもぎ餅ですよ(^^)/
 この山行はめでたい列車に乗ったり、フェリーに乗ったり、深山砲台跡を巡り歴史に思いを馳せながらアニメのシーンにワクワクしながら、海や島々や山の景色に癒やされながら100点満点の小旅行山行でした。楽しい時間をリーダー・ご一緒の皆様本当にありがとうございました。

大杉谷~大台ケ原

記:K.S
実施日:2024年5月17(金)~18日(土) 天候:快晴
参加者:6名

コース・タイム:5/17:大杉谷登山口10:45→12:42百尋滝休憩所→13:27 シシ淵(昼食)13:59→平等嵓吊橋→15:06 桃ノ木小屋(1泊)
5/18:桃ノ木山の家6:37→7:02七ツ釜滝休憩所→隠滝吊橋→8:40堂倉滝吊橋→10:13粟谷小屋(昼食)11:31→11:55シャクナゲ平→ミネコシ→12:56日出ヶ岳→13:58大台ケ原ビジターセンター

 人気のコースなので18人の定員が直ぐに埋まってしまうだろうと思っていたところ、参加条件のせいか定員に余裕ありとのことで急遽参加した。大杉谷は2004年の台風で登山道が崩落し修復後2014年に再開されたが、数十年前に行った時に比べ頑丈な吊り橋に架け替えられており、岩場の殆どに太い鎖が設置され安全性が強化されている。
 1日目、登山口から半時間程で巨岩を穿った下の廊下の様な大日嵓を潜り抜けて最初の吊り橋を渡る。最初の滝、千尋滝は大杉谷で最大の落差135mの巨瀑で迫力がある。シシ淵周辺は滑落事故多発地帯で慎重に通過。シシ淵の巨岩がゴロゴロした河原で昼食。ニコニコ滝を見て最大の吊り橋、平等嵓吊橋を渡り桃の木山の家に到着。最大収容人員は300人だが今日の宿泊者は600名。定員4名の小さな風呂は石鹸使用禁止だが汗を流せただけで満足だった。
 2日目、見ごたえのある落差80mの七ツ釜滝を過ぎると巨岩が崩落して通行止めになった崩壊地に出る。巨岩を乗り越えると、光滝、隠滝、与八郎滝と堂倉滝まで急峻な岩場が続く。鎖が張られているが眼下の急流を見ると足が竦む程で、清流の写真を撮りたいが鎖を離すと滑落の危険性があり見るだけ。大杉谷最後の堂倉滝は落差は高くないが堂々として迫力があり、パワースポットを感じる。
 ここから山道に入る。心配していた急登の堂倉坂は直登ではなくてつづら折りで何とか登れた。粟谷小屋で早めの昼食をとり、シャクナゲ平への急登を登る。シャクナゲはまだちらほら咲きだった。日出ケ岳(1695m)に登ると大勢の人だが、伊勢湾や大峰奥駈道の山々など素晴らしい眺望が楽しめた。計画よりも早くゴール。
 天候に恵まれ、コースタイムに余裕を持った計画でゆっくり歩いて下さったSリーダー、私の歩行速度に合わせて戴いた皆さんに感謝です。

京都一周トレイル第1回 伏見桃山-泉涌寺

記:F.Y
実施日:2024年5月5月19日(日) 天候:小雨
参加者:計9名

コース・タイム:8:50京阪伏見桃山駅出発~9:03桓武天皇陵入口(準備運動) ~10:25 大岩山展望所~稲荷山~11:40-12:10伏見神社(昼食) ~12:20 伏見稲荷大社~12:43四辻~13:10 泉涌寺~鳥居橋~13:40今熊野/解散[漬物・蕎麦ぼうろ・茶店] ~15:13京阪七条駅

 京都トレイル1回目。晴れ予報と思いきや、前々日から雲行き怪しい。前日夜は敢行決定の通知は来ましたが、当日朝6時半、天候思わしくなく苦渋の中止発表。しかし、当日早朝の中止発表のため、伝達出来なかった方と、それでも行く!の有志とで、第1回目を敢行。
 小雨の中、9名で、トレイル1回目。街中や伏見稲荷の階段をカッパや傘をさしながら完歩。伏見稲荷の東屋で、ランチタイムとティータイムを済ませて、第1回目を、リーダーとサブリーダーの下見のお陰でサクサクと敢行し、オミヤと京都スイーツ巡りへ。しかし、地元の商店街が日曜日定休日のため、目標のソフトクリームはお休み。しかし、リーダー地元のお勧めカフェ梅香堂さんで、抹茶クリーム金時パフェを、全員でペロリといただき、お漬物店で、しば漬けや、たけのこ漬物、ミズナス等々をお買いあげーー。ソバボウロ店で、それぞれお買い物を楽しみました。
 小雨ですが、ウォーキング、お買い物、スイーツを堪能した京都トレイル1回目終了。お天気に、右往左往されて、リーダーさん、気を使われた事です。サブリーダーの押しで敢行されて、楽しい1回目でした。リベンジもあるとの事。約2年のトレイルにバトンを繋ぎます。

新緑の蒜山を楽しむ

記:K.K
実施日:2024年5月12日(日)~13日(月) 天候:曇り
参加者:8名

コース・タイム:12日(日)西宮北口(7:00)=蒜山道の駅「風の家」=サントリー奥大山ブナの森工場= ジャージーランド=蒜山ワイナリー=蒜山荘(14:40) 13日(月) 蒜山荘(8:30)=仏ヶ仙登山口(9:10)~山頂(9:40‐9:50)~登山口(10:10)=三平山登山口 (11:05) ~山頂(12:00‐12:30)~登山口(13:15)=ソバの館・道の駅・やつか温泉(13:30- 15:45)= 西宮北口(19:30)

 1日目、雨のため蒜山道の駅「風の家」からサントリー天然水奥大山ブナの森工場、ジャージーランド、蒜山ワイナリーによって、早めに宿に入った。宿では黒毛和牛とジンギスカンの焼肉を楽しみ、部屋でも持ち寄りの逸品で時を過ごした。
 2日目、今日の予報は曇りから晴れ、Kさん希望の1等三角点のある仏ヶ山に登る。登山口は犬挟峠と反対方向にある。登山口から急登で急登が過ぎるとまもなく山頂。山頂で集合写真を撮り下山。こんな坂道だったのかと思うくらい急である。下山して三平山登山口へ向かう。
 三平山へは、整備された登山道で人気があるのか5、6組のパーティに出会った。フキやコシアブラ、ぜんまいなどを収穫しながら登る。他にも山菜を採っている人たちがいた。山菜を収穫出来る山なのだろう。山頂でコーヒータイム、昨日立ち寄ったサントリーブナの森工場と大山を愛でながら、思い思いに写真を撮って下山。
 2日間雨に濡れて萌える、蒜山の新緑を堪能して帰路に就いた。参加いただいた皆さんありがとうございました。

『楽しく歩く読図ハイク』北雲雀きずきの森・石切山

記:H.A
実施日:2024年5月12日(日)
参加者:9名

コース・タイム:池田駅 8:57ー9:01 駅前公園(体操等) 9:20ー9:40呉服橋西詰ー 八皇子神社 ー10:45 北雲雀きずきの森入口-11:08 みはらし台11:19ー11:46石切山(昼 食)12:22ー12:37公園(コーヒータイム)13:43ー14:00満願寺14:13ー14:52 最明 寺滝 15:00ー15:29 山本駅

 昼過ぎからの雨という天気予報だったが、前日に決行の知らせが入る。当日はやはり曇り空。蒸し暑さはあるが、暑すぎずちょうど良いのかもとポジティブに考える。
 池田駅前の公園で体操をしたあと、深山リーダーから地図の「整地」の方法を教えてもらう。少し前に「山の学校」の読図講習(座学とハイク)を受けていたのに、すっかり忘れてしまっていた。
 「整地」をして2人ペアで先頭を歩き、地図に示された経由ポイントを通過しながら交代地点まで歩いて行く。池田駅から石切山の麓までは街の中、住宅街を通る。地図に書かれた人工物の地図記号、道路の幅を見分けなければいけないが、微妙にわかりにくいときはリーダーにコツを教えてもらう。ポイント地点や迷った時は立ち止まって必ず「整地」をするように。
 山の中に入ってからは等高線をどのように歩いて行くのか考えたり、目印になる人工物を探して歩く。高度100メートルに20分要すると考えて、自分の進度で現在地を把握できるようになることも重要と教えてもらう。
 石切山山頂手前でお昼を食べ終わるころ、少し雨が降り出したので、予定コースをショートカットする。満願寺へ向かう途中の公園でコーヒータイム。今日の感想や質問をひとりひとり伝えると、深山リーダーから丁寧に答えを頂戴し、気付けば1時間近く経っていた。まさに地図愛に溢れた時間となり、いつの間にか雨も止んでいた。
 こう書くと、地図を見ながらすごく真面目に歩いていたように思われてしまうが、参加者同士で話に花が咲いて、ポイントを通り過ぎてしまったり、目印の人工物に言われるまで気がつかなかったりはご愛敬。いつも通り楽しい例会となった。
 コンパスの使い方は忘れてしまうと思うので、また機会があれば地図読みハイクに参加したい。

七種三山縦走

~七草山種槍から七種山を周回するコース。変化に富んだ岩尾根歩きを楽しむ。~

記:T.N
実施日:2024年5月5日(日・祝)
参加者:13名

コース・タイム:8:10青少年野外活動センター~10:48 七種槍~12:55 笠岩~13:17 七種山山頂~14:17 七種の滝~15:23 青少年野外活動センター

 ゴールデンウィークの後半の天気に恵まれた5月5日。車でスイスーイとあっという間に登山口へ。
 登山口からは、アップダウンを繰り返す辛く感じる山道だけど、春の花はチラホラ程度。でも、見上げれば青空に新緑。歩き進めると岩場歩きにワクワクして、立ち止まって遠くの山々を見渡して疲れも忘れるくらい癒されましたが、それでも山は山。 やっと山頂!って思ったら683mって…。ドッと疲れました。やる気が無くなる頃にいい風が吹いてきて、単純な私は「いい風だねー。」とコロっと騙されて足が進みます。
 下りはビックリするくらいの激下り。転ばず皆さんに迷惑かけなくてよかったです。参加者の皆さんの足並みも揃って、お喋りしていても、ここ危ないよ、頭注意!と声かけあったりとみんなで怪我する事なく山行を楽しむことができだと思います。
 七種山は低山だけど登りごたえがあるけど眺望も季節選んで野花も楽しめる良い山だと思います。
ご一緒してくださった皆様楽しい山行ありがとうございました。そして、楽しい企画してくださったHさんありがとうございます。

~ゴールデンウィークを遊ぼう!!~

『長野県安曇野の古民家を拠点に、新緑の風に吹かれて高原ハイキングと
青空に映える北アルプスの雄姿を眺める♪』

記:F.M
実施日:2024年5月3日(金・祝)~6日(月・休)
参加者:9名

 3泊4日の安曇野旅行はまさに「GWを遊ぼう~」のタイトルを100%満喫した旅でした。お天気も初日から3日目までは快晴で、北アルプスの景色バッチリ!
 最終日は曇り一時雨でしたが、傘は使わず、雨に濡れることもありませんでした。宿泊先の「ユーロ安曇野ベース」は古民家を改良した民泊施設で、1棟貸し切り利用。部屋も広くて、清潔感あり、自炊もできて、ダイニングルームにはいろりがあり、居心地のいい所でした。オーナーさんが、山のことや現地の道路情報に大変詳しくて、レンタカーでの観光が時間を有効に使えてよかったです。
 毎日、もうとにかく、朝早くから夜遅くまで時間をフルに使い、北アルプスの山々を眺めながら、「あ~、あの山行ったなあ~」、「今度はあそこを縦走しよう…」とおしゃべりに花が咲くとともに感動の時間でした。
 (1日目)松本市内観光 → ユーロ安曇野ベース
 (2日目)奥裾花自然公園の水芭蕉群生地をハイキング。鬼無里の町で信州そば&
      大野さんおすすめの「いろは堂」のおやきのランチ!!美味しかった。
 (3日目)美ヶ原高原ハイキング。王ヶ鼻~王ヶ頭~美しの塔をまわりました。
      王ヶ頭ホテルでLunchもしたよ😀 いつかは泊まってみたい王ヶ頭ホテル。
      その後、高ボッチ山の展望台から北アルプスの眺望。一日よく歩いた~。
      本日の足の疲れは浅間♨
 (最終日)光城山の登山。お天気は曇りでパラっと雨も降りましたが、
      北アルプスの山々はバッチリ見え、どこに行ってもアルプスの景色が見える!!
【まとめ】
 とにかく4日間よく歩きました。そしてたっぷり見あきるぐらいアルプスの山々を眺め、欲ばりな4日間でした。これだけ中身の濃い行程を計画して下さったKさんをはじめ、ご一緒いただいた大先輩のみなさん、ありがとうございました。
心に残るGWの旅行でした。

「花とブナの横山岳」~春の花の競演と新緑のブナ林を楽しむ~

記:O.R
実施日:2024年5月3日(金・祝) 天候:晴れ
参加者:合計9名

コース・タイム:10:00白谷登山口出発~10:35太鼓橋~10:48経ノ滝~11:27五銚子の滝 13:16横山岳(昼食)13:40出発~14:12横山岳東峰~14:57金居原コース/東尾根コース 出合~15:46東尾根コース登山口~15:55夜這いの水~16:22白谷登山口到着 歩行距離10km

 私にとって数年前から行きたかった横山岳。行きたいけどヤマップ・ヤマレコでは「かなりの急登でとってもしんどい」という投稿をよく見かけ、熊もでるという情報もあるし、とても私一人で行く自信がなくて行ってみたい山リストノートに書いたままでいた山の一つでした。
 なんと花と新緑を楽しめる時期に例会で企画してくださるなんて!と飛びつくように参加希望をしました。当日のお天気を心配していましたが、なんと青空の最高のお天気に恵まれました。ただかなりの急登という投稿が頭を離れずドキドキしながら登山口をスタートしました。  Hリーダーが急登で息が切れないようにお話ができるゆっくりペースを繊細に調整してくださりました。まだ急登つづくの?!と口から出そうになったら、「あの花は一輪草。きれいに咲いてますね~」と花に気をそらさせていきました。かわいい花々、小鳥のさえずり、見ごたえあるいくつもの滝、新緑に覆われた山々、琵琶湖・余呉湖、登ってしまえば景観が素晴らしく急登のしんどかったことはすっかり忘れていました(笑)
 「第40回横山岳山開き記念講演会には田部井淳子さん、第50回横山岳山開き記念講演会には田中陽希さんに来ていただいたんです」と横山岳を愛する白谷登山口の管理している方がお話してくださいました。
 今日はお天気が良いから白山も見えるかもと話されてもいて、東峰で雪の被った白山がうっすら見えました。山シャクヤクも見られて、気分も高まりました。急登はしんどいですが、しんどいのを乗り越えた達成感をご一緒した仲間と共有して笑いあうのも楽しかったです。事故無し・怪我無し・楽し・嬉しの山行でした。

四国 山肌に咲くあけぼのツツジを見に行こう

記:S.R
実施日:2024年4月27日(土)~29日(月・祝)
参加者:10名

コース・タイム:日裏登山口8時―ダイヤモンド水8時50分―銅山越9時40分―西赤石山11時35分―(昼食)12時―赤石山荘13時55分―東赤石山15時17分―筏津登山口18時30分

 6年前、ゴールデンウィーク前半雪がなく花が見れる山として登ったのを思い出し提案した。西赤石山は江戸期鉱山の町として再盛期12,000人程が採堀、制鉱に従事し日本三代銅山の一つ。現在でも西赤石山迄の登山道で東洋のマチュピチュと呼ばれる産業遺産が沢山見られました。又、太古の昔、この地が海底にあった時代、銅を含んだ鉱床が形成され長い年月を経て発見されたのですが、赤石超えをする登山道には数多くの岩にサンゴの跡が数々見られました。今回メインにしていた『あけぼのツツジ』は西赤石山の山斜をピンクに染め山頂近くには五分咲き位咲いていて例えて言うなら、濡らした和紙に一滴桃色を垂らしぼかした感じを想像して下さい。可愛い可愛いツツジです。
 東赤石山からの下山はとにかく長い長い道でしたが最後の休憩時、山芍薬が咲いていて疲れを癒してくれました。
帰りのフェリーではレストラン個室を使わせてくれビールの美味しさが2倍に感じた夕食でした。参加の皆様ありがとうございました。

ヒカゲツツジと向山連山を楽しむ

記:K.K
実施日:2024年4月10日(水) 天候:晴れ
参加者:5名

コース・タイム:観音堂登山口(9:30)~二の山(9:55)~三の山(10:30)~四の山(10:30)~深坂北峰(11:15)~ 向山(11:30-12:00)~五の山(12:15)~蛙子峰 (12:45)~清水山(13:30)~剣爾山(14:05)~ 鳳翔寺登山口(14:50)

 昨年同じコースを企画したが時期が遅く、ヒカゲツツジは申し訳で2輪だけ咲いていた。
 今回は花の開花に的を絞り、約2週間時期を早めた。登山口に着くとソメイヨシノが満開で迎えてくれた。桜はやはり青空に良く映える。幸先が良い。今回はきっとヒカゲツツジも咲いているに違いないと確信に近いものが胸をよぎる。
 登山口取っ付きから急登が続く。二の山、三ノ山、と登って行く。四の山くらいからヒカゲツツジが姿を見せてくれた。進むごとにあちこちにヒカゲツツジが咲いている。向山山頂で昼食を取り集合写真。この後もたくさんのヒカゲツツジを満喫することが出来た。ヒカゲツツジの名前の由来は日当たりの悪い場所を好むことからつけられたとあるが、日の当たるところの方が良く咲いているように思えた。
 このコースは10個のピークのアップダウンなので、変化にとんだ面白いコースである。来年も又ヒカゲツツジに会いに行こう。
 参加いただいた皆さんありがとうございました。

「蜻蛉の滝」から吉野山最高峰「青根ケ峰」を歩く

記:N.M
実施日:2024年4月10日(水) 天候:快晴
参加者:計19名

コース・タイム:大阪阿部野橋駅7:50→<近鉄>→9:18大和上市駅9:25→<やまぶきバス>→9:43西河~10:30蜻蛉の滝10:45~11:16マガリ谷口11:20~12:12吉野古道分岐12:20~12:27青根ケ 峰12:35~12:45<昼食>13:10~13:15金峰神社13:25~13:40高城山13:45~13:57吉野水分神社14:09~14:10花矢倉展望台14:20~14:58吉水神社15:08~【自由行動・金峯山寺~銅の鳥居(柿の葉寿司)】16:02~16:18吉野駅16:37→<近鉄>→18:12大阪阿部野橋駅

奈良の吉野に行った。平日にも関わらず近鉄南大阪線の吉野行き急行は満員。特急も11時すぎまで指定席は売り切れ状態。我々は大和上市で降りてコミュニティーバスに乗換える。我々以外にも登山者がバスに乗り込み小さなバスは満員御礼。
バスで西河まで行き、バス停前のお店で草餅と昼ご飯の柿の葉ずしを買う。
蜻蛉の滝(せいれいのたき)を見学。滝壺に降りる螺旋階段を降りて、下から見上げる。水量も多く立派な滝。名物の虹もきれいだった。音無川の谷筋を登り、標高858mの青根ヶ峰まで行く。途中はかなりの急登。桜を求めてひたすら登る。
頂上の青根ヶ峰は奥千本の上に当たる。ここまで来たらあとはほぼ下り。
奥千本は木が伐採されている。現在若い桜を育てているところらしい。何年かすると桜が咲きだすそうだが、大きくなった桜を見たいものである。桜の若芽は鹿の大好物なようで、桜を育てている人は大変だ。

吉野の桜は白山桜。ソメイヨシノと違いちょっと花の咲き具合いの見極めが難しかった。満開を過ぎたかと思ったがよく見ると蕾もあり奥千本はこれからか。上千本あたりは満開。観光客のあふれる道沿いに白山桜が咲きほこる。中千本、下千本あたりは盛りを過ぎている。吉水神社から見る一目千本はちょっと盛りが過ぎた感じ。
Oさんに団体切符の手配、要所要所での観光スポットへの引率、名物ひょうたろうの柿の葉寿司の予約と丸一日お世話になりました。有難うございました。楽しい1日を過ごしました。

ツツジに桜を満喫山行(中山~武田尾)

記:S.R
実施日:2024年4月6日(土)
参加者:7名

コース・タイム:阪急山本駅8時40分発―最明寺―宝塚ロックガーデン―中山山頂11時28分(昼食)―兵庫自然歩道―大峰山頂13時20分―桜の園東屋14時―大峰登山口15時―武田尾駅15時20分

去年、1週間程遅い日程で同じコースの山行をした所ツツジも桜も既に散り桜は花弁さえも見当たらない残念な景色でした。今年の桜の開花をドキドキしながら待った4月6日。天候は絶好の山行日和。予定通り出発し宝塚ロックガーデンでは急登の岩盤に皆惹きつけられました。
伊丹空港を離陸する飛行機が綺麗に旋回して行くのを見られるのもお勧めの場所です。
11時28分予定通りに中山山頂着。昼食後一度下り大峰山に登り直します。参加者全員強靭な脚力でアッと言う間に山頂到着し一番目的の桜の園へ下ります。そこには種類の異なる桜が沢山植樹されており満開からチラホラ咲きと堪能出来ました。東屋でティタイムをとり深山さん差し入れバームクーヘンや皆さん方のお菓子の交換やらで大変幸せな時間でした。

桜を観ながら一句
『いく春を山の仲間と眺めし時
桃色景色に青紅葉映えて』R

備中松山城と猫城主さんじゅーろー

記:F.T
実施日:2024年4月6日(土) 天候:花曇り
参加者:3名

コース・タイム:JR備中高梁駅10:40―松山城登山口11:20―ふいご峠駐車場11:50―松山城天守12:20―(散策・昼食)14:45―ふいご峠駐車場15:00―松山城登山口15:10―JR備中高梁駅15:40

 JR姫路駅で乗り換えた電車は青春18きっぷを持った人で(おそらく)いっぱいだった。岡山県に近づくにつれ車窓から見える風景はほんのりピンク色の混じった薄墨色の山、時々つつじの紫色、菜の花の黄色・・眠ってしまった。お尻の痛みに限界がきた頃、備中高梁駅に着いた・・長かった。駅に併設された図書館の中には蔦屋、スタバ、観光案内所、お土産も売っていて、ゆっくり楽しみたいが時間なく残念だ。駅を出発し、城見通りと言うだけあって前方に目指す備中松山城、川沿いの満開の桜、澄んだ清流を見て登城口まで歩く。途中に武家屋敷、山田方谷記念館があり、高梁市は備中松山藩の財政を再建した山田方谷を大河ドラマ化に推しているらしい。登城口に着くとどこからかいい香りがして、大野さんが沈丁花?と。でも見当たらない。あとは、ひたすら森の中を登る。軽装の観光外国人や大勢の大学生とすれ違った。途中までバスで来ることもできるので、ちょっとした登山気分と登城ができるお得感のある山なのかもしれない。見上げるほど高く積まれた野面積みの石垣に迎えられ到着。広場で奈良の柿の葉寿司で腹ごしらえをして(ごちそうさまでした!)、いざ備中松山城へ。と、門を潜ってすぐ足元に猫城主さんじゅーろーがいるではないですか!看板には「よく来たにゃん!」と愛くるしい笑顔で迎えてくれているけれど、本人(猫)は愛想笑いをするでもなく、すり寄ってくるでもなく、これが城主の風格というものかと感心しながら松山城をバックに連写してしまった。天守に登り、ここでも大勢の大学生と一緒になり床が抜けないか心配で、そそくさと下城。帰りの登城口で沈丁花を見つけ、Oさん正解!すっきり!城下ではひな祭りの日。ひな壇を飛び出した三人官女の春の楽しい一日でした。

桜の花の下、古道をたどって吉野山へ

記:U.F
実施日:2024年4月4日(木) 天候:曇り
参加者:計13名

コース・タイム:大阪阿部野橋駅7:50→<近鉄>→9:17大和上市駅9:50→<やまぶきバス>→10:00宮滝バス停10:10~10:18桜木神社10:22~喜佐谷~登山口~10:49高滝11:03~11:50【昼食】12:20吉野山(吉野水分神社12:30・花矢倉展望台12:45)~【ティータイム15 分】~14:15 吉水神社14:25~<班別自由行動・金峯山寺>~15:00銅の鳥居15:25~15:50吉野駅16:07→<近鉄>→17:46大阪阿部野橋駅

2週間前から毎日天気予報を確認して(ずっと関西に住んでいながら)初めての吉野の桜を楽しみにしていました。雨予報が続き開催が心配されましたが、直近に曇り予報になり開催決定!
阿部野橋に集合し、急行吉野で大和上市駅へ到着、ところが乗る予定の「やまぶきバス」が来ない・・、何度が来たバスは全部違い待つこと約30分、やっと来たと思ったら「奈良交通」のバスでがっかりしていると、このバスに乗るとのこと、遅れたお詫びということで「無料」で乗ることができちょっとラッキーでした(遅れたことやバス会社が違う理由は不明のまま)。
宮滝のバス停から気持ちのいい田舎道を歩き、桜木神社の樹齢7~8百年の御神木大杉にパワーをいただいたあと登山口を経て高滝へ、前日から朝方まで続いた雨のためか水量が多く迫力がありました。
その後、雰囲気のある杉林を通り吉野山の桜の見晴らしのいい展望スポットへ、ここからは吉野の桜の本番。観光パンフレットの写真で見るような山を覆う桜や、山桜と緑のコントラスト、枝垂桜の大木に歓声を上げながら下山し、豆乳のソフトクリーム、串こんにゃく、草餅、試飲などを各自楽しみながら吉野をプチ観光、Oさんに予約して頂いた柿の葉寿司を受け取り、帰路につきました。気候もよく、とても気持ちのいい、楽しい山行でした。

音羽山から枝垂桜満開の醍醐寺へ

記:U.F
実施日:2024年3月31日(日) 天候:晴れ
参加者:会員8名

コース・タイム:京阪大谷駅9:20~9:22蝉丸神社~10:41音羽山~11:18牛尾観音法厳寺(昼食) 12:30発~12:34桜の馬場~13:28横嶺峠~14:02女人堂~14:22醍醐寺総門~14:32 醍醐駅

 宇陀の又兵衛桜が開花していないとの事で、急遽、大津の音羽山と醍醐寺に変更。快晴、百人一首で名高い蝉丸神社の脇を通り音羽山登山口へ。すぐに見上げる急登の木の階段が延々と続く、ここで一気に登れば後が楽になるはずと自分に言い聞かせながら、汗をかき登り1時間ほどで音羽山(593m)に到着。眼下の景色を見下ろしながら、手作りのレモンケーキをいただきホッと一息つく。
 牛尾観音では、居合わせた檀家(?)の方から、ここが垂仁天皇のゆかりの地で京都の清水寺の奥の院であること等説明を受け境内を案内して頂いた。霊水の湧き水、金生水で喉を潤した後、火と水の行場道場と世界チェンソー大会で優勝した方が彫った木彫りの対の龍の柱を参拝する。世俗の煩悩を払えるからと吊り下げられた鐘の中に立つよう促され、恐る恐る入ってみる。その後、突かれた鐘の中ではすんだ音がブオーンといつまでも反響し、意外に心地良く余韻に耳を傾けられ、アインシュタインが、鐘の中の音の波動は不快にならないと物理学で唱えたとの説明もあった。
 昼食後、女人堂の登山道を通ると、入山料600円がいると聞いたため、その脇のショートカットの道を進み女人堂に到着。その後、すぐ近くの醍醐寺では広い境内に満開の濃いピンクの枝垂桜が一面に咲き乱れ目を奪われる。拝観受付前では外国人観光客も多く長い行列。もちろん、我々はお花見拝観料1500円もパスし、たわわに咲き下がる枝垂桜の大木を見上げながらその側道を歩き、醍醐駅のホリーズカフェでお疲れ様カフェタイムとなった。
 Nさん、初リーダー山行お疲れ様でした。おかげさまで、満開の枝垂桜を満喫し、世俗にまみれた煩悩を清められました!!

『満開の桜の下和歌浦の海を展望する』章魚頭姿山(タコズシヤマ)和歌山県

記:O.R
実施日:2024年3月30日(土) 天候:晴れ
参加者:16名
集合場所:JR和歌山駅中央改札口9:55集合
コース・タイム:権現前バス停10:43→御手洗池公園11:15→紀州東照宮11:25→権現山11:30→和歌浦天満宮11:50→天神山12:05→章魚頭姿山12:20→トンガの鼻14:30→雑賀崎灯台14:50→御手洗池公園16:15→和歌浦口バス停16:28→JR和歌山駅16:50解散

リーダーのMさんの弟さんに展望抜群のコースをご案内頂きました。
桜の開花宣言はまだですが、ポカポカ陽気に誘われ歩いている最中につぼみが開きはじめ、ちらほら桜の花を楽しめました。
海のエメラルドグリーン色、空の青、桜の薄ピンク色、春色を感じ和みました。
和歌山の話・方言・歴史の話題で道中会話が弾み、和歌山在住のMさんにいろんな場所で説明をして頂きながら、ゆっくりハイキングを楽しめました。お昼ご飯もゆっくり時間がとれました。
どこを歩いても海の展望を楽しめ、雑賀崎は日本のアマルフィ(イタリアのアマルフィ海岸のようだ)と注目を集めているようです。
約11キロ歩行。
海と山の景色とイタリアの風景も感じられる贅沢なハイキングの1日でした。
リーダーのMご兄弟・参加者の皆様、楽しい山行に感謝です。

怪奇と伝説の谷 蓬莱峡・座頭谷から逆瀬川

記:Y.H
実施日:2024年3月13日(水) 天候:曇りのち快晴
参加者:計17名
コース・タイム:JR生瀬駅🚻9:05~広場て体操~(用水路沿い~車道)~10:05座頭谷バス停~10:25蓬莱峡屏風岩10:30~(座頭谷棚越ルート)~11:00大谷分岐~11:30鎧堰堤~座頭谷東滝 ~12:15谷脱出口(昼食)12:40~ハニー農園入口~12:45径入口~13:20分岐B(峰降り る)~13:30木おろし口~13:40縦走路合流~13:55大平山~14:20大谷乗越~14:30縦走 路別れ(エデンの園分岐)~15:05焼石ケ原道合流~15:20エデンの園駐車場 解散   歩行時間 6.5時間 歩行距離 約13km

 座頭が持病を治したくて一人白杖頼りに有馬温泉に向けて旅立ち、生瀬からの有馬街道。右に行くと船坂から有馬温泉。ところが誤って左の谷に入ってしまい抜け出ることが出来ずに疲れ果て石に伏せたまま亡くなってしまいます。2,3日後に発見され、その頃より座頭谷と呼ばれるようになったいう伝説の谷。
 確かに白杖で進むには困難な河原。花崗岩の景観は目が見えてこその素晴らしい景色ですが。クライミングのトレーニングの場である屏風岩を見た後、しるべ岩からのルートに合流。蓬莱峡はいつもと違う異空間。時々道迷いしそうになりながらも難なく計画通りの道を順調に進むことが出来ました。
 この例会のメインディッシュ、最後の激下りも、怖い!コワイ!の声賑やかに、でも初めにした「石を落とさないようしっかり考えて足を出して下さい」のお願い通り、ラクー!の声なく無事に降りきることが出来ました。
 17人、多かったかなと不安だったが無事終了。そして皆一様に「あー面白かった!久々にスリルがあって良かったー!」の言葉を発して下さり嬉しかったです。時間にも余裕ができたので駐車場手前の草っ原で柔らかい春の日差しのもと、和やかなティータイムを取ることが出来、満足満足。
 解散後、バス利用は2人。あと15人は徒歩50分ほどの阪急逆瀬川駅に向いました。ご協力有難うございました。

北摂随一の展望スポットを散策

記:O.R
実施日:2024年3月9日(土)
参加者:16名
コース・タイム:阪急箕面駅 9:30集合→箕面滝道→瀧安寺境内にて準備体操と自己紹介→10:00~10:20落合橋~11:30ようらく台園地455mにて昼食と岩﨑さんから頂いた歌集で合唱→五月山ドライブウェイ・箕面GC→13:08北摂緑地霊園展望所→13:45日の丸展望台315m→吊り橋・愛宕神社→15:45五月山動物園(ウォンバット他)→能勢街道・池田商店街→16:16阪急池田駅解散

 ようらく台園地でゆっくり昼食をとった後、Iさんお手製の歌集を頂き、参加者皆で合唱しました。私個人的には知らない歌でしたが、「山の友よ」を歌って頂き、なんて良い歌なんだろう☆と感動しました。山でのびのびと皆と合唱するのって気持ち良いな~と思いました。
 コースは北摂の展望抜群のコースでした。左は生駒山・信貴山・二上山・葛城山・金剛山を眺められ、右は六甲山・甲山、正面は伊丹空港・淡路島が見えました。抜群の展望を眺めながらのティータイムはいつも以上に美味しくほっこりしました。ゆっくりした行程なので談話を楽しみながら景観を眺めつつの山行でした。いろんなコースがあるとの事なので、いろんなコースも行ってみたいと思いました。
 山の先輩方はいろんな経験の中いろんな名言をお持ちと思いますが、本日はIさんから日々いろんな事があると思いますが「今が一番!!」と思って生きて行くことが過去に振回されず前向きに生きていけるという内容の言葉を聞かせて頂きました。
 このコースは山をはじめたばかりの方や、ハードな山によく行っているけどたまにはのんびり伊丹空港の離着陸を眺めながらゆっくりした時間を過ごしたい方に大変オススメのコースです。ご案内頂いたリーダーのIさん・2班リーダーのKさん・参加の皆様、楽しい山行の1日をありがとうございました。

綾部山梅林と黒崎菜の花畑を巡る

記:I.A
実施日:2024年3月3日(日) 天候:晴れ
参加者:10名
コース・タイム:JR網干駅9:20~9:30バス乗車~綾部山梅林10:00~梅林散策11:5~昼食12:10~黒崎菜の花畑13:10~13:20新舞子浜海岸(コーヒータイム)13:35~綾部山梅林バス乗車14:10~JR網干駅14:40解散

 私が入会した年の春に訪れた思い出の梅林です。今年も暖冬と言われていたので開花状況がとても心配でした。折角行くなら見頃で有ります様にと毎日気にかけていました。
 当日快晴で定刻通りJR網干駅に到着。バス停を目指していると梅林を目指している女性のパワーにびっくり。臨時のバスは梅林に行く人で満員で、今日は見頃かもと期待しました。梅林に到着して程なくして振り返ると地元野菜コーナーで早速美味しそうなレンコンを購入しておられました。安くて新鮮そうでした。それから山を登りながら紅、白梅が満開で写真を撮りながら鑑賞していきました。蝋梅は枯れ掛けていましたが匂いは最高でした。また瀬戸内海がきらきらと光り眺めは最高でした。
 頂上の展望台で小休止、今回行く黒崎の菜の花畑の黄色も遠目ながらとても綺麗に見えていました。Aさんが買って下さった3種類の味の柏餅が美味しかったです。今日はイベント会場で御津海和太鼓の演奏が有りました、少し離れて聞いている時は梅をめでながら良い感じでしたが、事もあろうに昼食を取ったイベント広場が食べている後ろからがんがんと太鼓と笛が鳴り響き少し閉口しました。
 梅を堪能して黒崎の菜の花畑に。菜の花が満開で皆其々菜の花の中に入り写真を撮ってもらったり、まだ食べられる穂先を取ったりして楽しみました。コーヒータイムを予定していた新舞子浜海岸は強風でコーヒーもそこそこに退散して、早めにバスを待つため梅林に戻ると結構待っている人でした
 。少し臨時バスも遅れましたが無事JR網干駅に到着解散しました。今回カメラマンで活躍して下さったNさん有難うございました。また参加して下さった皆様お疲れ様でした。参加して下さった皆様ありがとうございました。

スノーシューハイク合宿「とちのき村」

記:O.R
実施日:2024年2月24日(土)~25日(日)
参加者:10名
コース・タイム:①2/24(土):JR八鹿駅11時5分集合=11時15分発(全但バス)=村岡バス停着12時6分=とちのき村送迎バス=とちのき村着12時50分=13時40分とちのき村周辺スノーハイク・そり滑り=16時とちのき村宿泊所に戻りお風呂=17時夕食
        ②2/25(日):7時朝食=8時高丸山へスノーシューハイク出発=高丸山 山頂10時18分=ティータイム=10時40分高丸山下山開始=とちのき村宿泊所12時着 とちのき村食堂にてお弁当頂く=13時30分とちのき村送迎バス=村岡バス停14時23分 =JR八鹿駅15時18分着

 今年は暖冬で雪が少なく雪山ハイクはとても貴重に思えた年でした。私は山々に木々に雪や霧氷が積もっている景観を見ると、日常の生活から別世界に訪れた子供のようにはしゃいだ気持ちになります。そんな気持ちになるのは私だけでなく、参加者の皆様もそのようで童心にかえって大はしゃぎの笑顔いっぱい笑い声いっぱいの二日間でした。
 雪景色に目を輝かせ、そり滑りを何度も何度も坂滑って登って笑って、スノーシューで新雪に足を踏み入れて自分のトレースを踏みしめる感触にワクワクし全身で自然に触れあいました。
 大阪の小学校の生徒さんも同じとちのき村周辺で雪遊びしていましたが、私達と年齢は違いますが雪に戯れる喜びは全く同じでした(笑)私達もまだまだ若い若い(^_^)v
 とちのき村の宿舎はとても清潔で気持ち良く過ごせました。夕食のすき焼きはとても美味しく「美味しいね!」と皆で言いながら、お肉の取り合いにならないように分け合って食べました。
 そんな真面目な私達に山の神様が味方してくださったのか、雨予報でしたが24日の夕方から25日に雨でなく雪が降り積もり、朝から新雪の上をスノーシューハイクし高丸山に登頂できました。道中行程がハードでないからか、気持ちがゆったりして雪景色にうっとりし、雲海に感動する山行となりました。始終リーダーとコースリーダーの見守りのおかげさまでもあり参加者の皆が協力しあった甲斐もあり無事怪我なく二日間過ごせました。
 コースリーダーが2番目に歩いてくださり、先頭を300mずつ順番に交代してスノーシューで歩くのもドキドキワクワクしました。
 雪山ハイク企画くださり、参加させて頂き、楽しい二日間本当にありがとうございました。

霧氷まつりの三峰山でのんびりカメラハイク

記:K.K
実施日:2024年2月4日(日) 天候:晴れ時々雪
参加者:10名
コース・タイム:近鉄榛原駅8:45発バス~みつえ青少年旅行村9:20-9:27登山口~10:00参篭所~ 11:50五本杉避難小屋~12:30三峰山山頂(昼食)13:00~13:40五本杉避難小屋 ~14:38休憩所~15:12登山口~15:20みつえ青少年旅行村バス~近鉄榛原駅

 通常のハイクは雨天を気にするだけであるが、今回は「雪があるか」が条件に加わった。前日の19時の天気予報での判断…そしてリーダーからのヤマテンは、当日の三峰山は12時まで雪、のち晴という奇跡のような予報に胸が躍る。
 いざ早起きして出発。榛原駅からのバスの車窓は、どんどん雪が多くなってゆく。
 登山口より歩き始めてすぐにアイゼン装着。練習したはずが…手間取りみなさんにお世話になった。そこからつづら折りの山道を登るがかなりの急坂。息がきれる。まだまだ訓練が足りないと、いつも思う。五本杉避難小屋に着きほっと一息つき、そこから頂上に向かう。ダラダラした登りだが雪が降り出した。樹氷を見ながらちょっと苦しい時間、地元の小学生が100M毎に「頂上まで◯メートル、頑張れ」とか「限界突破」とか励ましの看板を作ってくれていてクスッと笑いが出て頑張れた。ありがとう!御杖小学校の皆さん。
 そしていよいよ三峰山山頂へ到着。雪が激しく、時々強風も。いつもの山と違い雪でけぶる風景、樹氷、何もかもが幻想的で夢中でカメラに収めてみたが、後でリーダーの撮られた写真を見せて頂いてがっくりした。そう!この世界を残したかったのに、この違い。
 昼食後、下山。ヤマテンの予報通り、雪がやみ温度が上がり、下はぬかるみで、アイゼンも装着している為、歩きにくい。木の根につまずき2度ほど転倒した。足が上がっていないのだと思う。下の雨具を装着していて本当に助かった。
 。そして、青少年旅行村まで戻り、霧氷まつりでコーヒーのサービスやお酒、どて煮などでほっとひと息つけた。手作りのお漬物などのお土産などを購入して帰りのバスへ手を振って送り出して下さった旅行村の方々、何と温かい人、所かと、幸せな気持ちを胸に帰途についた。また行きたいな、御杖村、三峰山。
 拙い山登りしかできない自分ですが、こんな素晴らしい体験をさせて頂いて皆様に感謝です。

二上山駅から銀峰を経て雄岳・雌岳へ ~二上山~

記:T.Y
実施日:2024年2月17日(土) 天候:晴れ
参加者:18名
コース・タイム:二上山駅9:00~登山口9:20~銀峰10:15~雄岳10:50~馬の背11:15~雌岳11:25(昼食休憩 12:00まで)~岩屋峠12:20~祐泉寺12:35~傘堂13:10~当麻寺13:30~当麻寺駅13:50

 二上山コースは、飛鳥・奈良時代の史跡をたどるのが趣味の私としては、大変楽しみにしていた山行だ。万葉集には、“ふたかみやま”と、その名前も見えるが、現在は、“にじょうざん”と呼ばれることが通例である。ここは、奈良と大阪の県境にあたり頂上からは奈良盆地、かつて藤原宮などがあった地が眺め渡せる。奈良の魅力は1300年前に確かにここに住んでいた人々の痕跡がこの現代にもふと顔を出すところだと思う。
 二上山には、大津皇子の墓があり宮内庁管轄のいかめしい立て札に守られていた。大津皇子は、天武天皇を父に持ち、かつ天智天皇の孫にもあたり、皇位継承の有力候補の一人であったが、まだ皇位継承ルールもはっきり定まっていない時代、後継者争いに敗れて死を賜る(要は自害)こととなり、この地に葬られた。また、姉の大伯皇女も伊勢の斎宮に使わされたあと、謀反人の姉ということで結婚することもなく早世してしまう。
 いろいろな思いが巡る中、Tリーダーの先導で、山行は順調に進み、やはり飛鳥時代からの史跡当麻寺へと無事下山。このお寺は想像よりかなり立派で、東塔、西塔も揃い、よく手入れされた庭は梅が満開であった。ここが中将湯や陀羅尼助という薬の発祥の地であるとのことも初めて知る。
 春のような穏やかな一日、最後は、リーダーがあらかじめ予約しておいてくれた中将堂本舗の中将餅(生のよもぎたっぷり!)をお土産に帰路についた。本当に、奈良の魅力はつきないなー!

 計画してくださったTリーダーまた、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!

公開ハイク 生駒山

記:S.K
実施日:2024年2月17日(土) 天候:曇り後晴れ
参加者:17名
コース・タイム:近鉄生駒駅 9:00出発―9:15 宝山寺参道公園(体操)9:30―9:40 宝山時 9:55―10:10 岩谷の滝 10:20―10:45 生駒ケーブル山上駅(トイレ休憩)10:55―11:15スカイライン展望台(昼食)11:45―12:10 暗峠 12:25―12:40 ぼくらの広場(トイレ休憩)12:55―13:10 客坊展望台―13:55 東大阪市立郷土博物館(ティータイム)14:25―14:45 瓢箪山稲荷神社 14:55―15:05 近鉄瓢箪山駅

 近鉄奈良線生駒駅から石畳と階段続きの宝山寺の表参道を登る。参道両側には今なお古びた旅館や土産物屋が建ち並んでいる一方で、インド人経営のヨガ教室やインド料理屋まであるのは場違いに感じる。曇天だが汗ばんで来る。境内手前の公園で自己紹介と体操、衣服調整を済ませて境内へ。
 宝山寺は生駒の聖天さんと称され商売の神様として崇められている。役行者が655年に開山した大聖無動寺を湛海律師が1678年入山して10年を掛けて伽藍を再興し宝山寺と改名した。本堂の背後に般若窟と称する自然の岩屋があり、弥勒菩薩などの仏像や御堂が麓から眺められるが残念ながら立入禁止になっていて近くまで行けない。高野山の様に両側に地蔵や石像の建ち並ぶ道を登り、脇道から生駒ケーブルを横切って岩谷の滝へ下る。昔は滝になっていたのだろうが今は一筋の水が筒から流れ落ちていて、白装束で禊(みそぎ)をしている人が居た。生駒ケーブルへ戻り舗装された側道を登ると生駒山上駅に着く。
 生駒山上遊園地は3月まで休業中だが、今日は子供向けの雪まつりイベントがあり子供連れの家族で駅前広場は混雑していた。遊園地の遊戯施設のど真ん中に生駒山頂の一等三角点がある。遊園地を抜けて暫く下ると車道に出て、スカイライン展望台で昼食。ここからは大阪平野の一望と、遠くに 六甲山脈や金剛、葛城山の眺望が素晴らしい。一昨日の雨で所々ぬかるんだ道を更に下って行くと暗峠。大阪から伊勢へ抜ける旧街道で、茶屋や旅館が建ち並んでいたそうだが今は車のすれ違いが困難な石畳の国道308号線で、茶店が1軒営業している。これから下り一方かと思いきや暫く登りとなり、なるかわ公園を経てぼくらの広場でトイレ休憩。
 ここからの眺望も良い。桜の大木が数本あり、満開時のお花見は最高だろう。客坊谷を下り、老朽化で昨年来休館中の東大阪市立郷土博物館の空き地でティータイムにする。周囲は山畑古墳群になっており、大和朝廷に仕えた豪族達のものと思われる古墳が点在している。街中を通り、日本三大稲荷の瓢箪山稲荷神社を経て近鉄瓢箪山駅着、解散。

宝山寺本堂と背後の般若窟
暗峠
スカイライン展望台にて

高見山 1248m

記:Y.H
実施日:2024年2月12日(月・休) 天候:曇り
参加者:計6名
コース・タイム:榛原駅8:15=(バス)=8:53高見登山口9:12→10:26小峠→10:45杉谷平野分岐→11:54高 見山(昼食)12:25→13:00杉谷平野分岐→13:40高見杉→14:21たかすみ温泉15:30=(バ ス)=16:17榛原駅
  歩行時間:6.5時間、歩行距離:7.2km、↑↓814m

 5年前に西宮山岳会入会を決めた思い出深い記念すべき山が高見山です。六甲全山縦走で西宮山岳会を知り、東半縦走のトレーニングに参加させて頂いた後、初めて参加した公開ハイクが雪一杯の高見山でした。入会翌年の例会では雪無し強風ドロドロ、滑らないよう歩くのに必死でした。今回も暖冬。雪は望めないかも。でも入会5年を迎えるに当り是非高見山に登ろう!と決意。
 バスの都合で1日延期が幸運をもたらしてくれました。前日夜に雪が降ってくれて雪の中を登ることが出来ました。小峠、前はここでアイゼン付けたなぁ、など思い出しつつも、今日の登り方、速い!いやそう思うのは私の老化のせいか?頑張らねば!と言い聞かせ一歩一歩歩を進めました。
 分岐以降は傾斜が緩み少し楽に。雪は深くなりウキウキワクワク。ところが頂上近くなると強風。雪山を甘く見ていた私の顔面は凍傷にかかるのでは?と不安になるくらいの寒さ、冷たさ。強風の中、上着をプラス。こんな状況で仲間を立ちんぼさせるなんて最低!今冬3座目の雪山なのに情けない。自分を叱る。
 頂上到着。風が強いのでお社前の小屋は一杯の人。集合写真を撮りお社の後に回る。風は無く山一面の霧氷を眺めながらゆっくり昼食をとる。霧氷の中の下山、上から見下ろす霧氷もまた格別。このまま降りてしまうのが勿体ないような景色の連続。雪と霧氷を堪能した一日でした。有難うございました。
 バス待ちに食べた山賊汁、とても良いお味でしたがお汁と飲み物だけ、はちょっと寂しかったかな。

表六甲でも氷瀑が見れます(表六甲氷瀑山行)

記:S.K
実施日:2024年1月31日(水) 天候:曇り一時小雨
参加者:9名
阪急六甲駅 9:00出発―9:15 護国神社(体操)9:25―9:45 長峰橋 9:50―10:45 寒滝 11:00―11:15 勧進滝 11:30―11:50杣谷峠(昼食)12:25―12:30 アゴニー坂―13:00 掬星台(ティータイム) 13:30―14:00 行者堂跡 14:05―14:50 王子公園西口―15:15 阪急王子公園駅

 定員10名で締め切ったが体調不良で急遽欠席者が出たため9名で出発。曇天だが六甲山の氷瀑は期待できそうもない。護国神社で準備体操をして衣服調整。長峰橋から山道となり、杣谷沿いに登る。途中何度も渡渉し、第三砂防ダムを超えて堰堤内に木の根を掴んで下り寒谷に懸かる摩耶の隠れ滝と称される寒滝を見る。落差20~30mはあるが、いつも水量が少なくてあまり迫力が無い。コンクリートの手摺の付いた道を登ると右手に本命の勧進滝が現れる。
 昨年、一昨年の同時期には全面氷瀑が見られたが今年は暖冬で、1/24の寒波で氷結した滝が1/29-30の陽気で溶けてしまい、残念ながら溶け落ちた氷塊が残っているだけだった。落差7mだが全面凍結すると紅葉谷の七曲滝に劣らない素晴らしい景色である。集合写真を撮って暫く登り、杣谷峠で昼食。ここのトイレは冬季閉鎖で、一人用の仮設トイレがあるのみ。
 穂高湖一帯はまだ工事中のため4/15まで立入禁止。小雨が降り出した。ドライブウェイを少し歩き、アゴニー坂を登るが、ここも全く残雪無し。掬星台でティータイム。粉末甘酒を初めて試してみたがまあまあいける。摩耶史跡公園(旧天上寺跡)には2018年の台風で倒れた杉の大木がそのままになっていて下をくぐる。天上寺も1976年の火災で全焼して少し上の現在地に移転している。仁王門は残っているが、仁王像は現在の天上寺に移転されている。
 ここから上野道と分かれて青谷道を下る。途中に神戸唯一の茶畑、静香園がある。王子公園を西から東へ突き切ってほぼ予定時間に阪急王子公園駅に到着、解散。折角氷瀑を楽しみに参加された皆さん、残念でしたが来冬を期待していてください。

今年の勧進滝
昨年の勧進滝
前の3名は揃いのミレーシャツ
氷塊のみ残っていた勧進滝(寒滝)にて

『赤穂の山と温泉と食を味わう冬の一日』

記:O.T
実施日:2024年1月24日(水) 天候:快晴
参加者:会員7名
コース・タイム:9:30播州赤穂駅~9:40雄鷹台山登山口~10:55雄鷹台山頂上(昼食)11:400~12:05雄鷹台山登山口~12:10播州赤穂駅12:25発のバス→13:00ホテル「潮彩きらら吉祥」温泉タイム♨ 14:30周辺散策、ティータイム、16:32発のバス→16:55播州赤穂駅17:00夕食~19:30播州赤穂駅発の新快速乗車

 暖冬だったはずなのに今期一番の寒波襲来!雨女の私は雪まで呼んでしまうのか?!と自らを恐れながら防寒対策を念入りに家を出ました。 しかし晴れ女(男)達のお陰で赤穂は眩しいほどの快晴。
 1合目2合目と標識に導かれながら1時間程で山頂に到着。この2ヶ月、娘の出産に伴い「育休」と称して山歩きご無沙汰だった私には程よいトレーニングコースでした。
 山頂からは小豆島、家島、四国まで見渡せ、海もキラキラ光ってとても綺麗。もう少し歩きたい気持ちを堪えて見晴らしの良い山頂で昼食、楽しい撮影タイムの後、登って来た道をピストン下山しました。
 今回のコース、実はここ2年ほど温めていながら未だ実現出来ていない「みかん狩りハイク」のコースをアレンジしたもの。メインのみかん狩りに変わる目玉として今回絞り出した案が赤穂の温泉と冬の味覚。日帰り温泉や牡蠣小屋の営業時間、移動手段と時刻表などスマホを駆使して立てたタイムスケジュール、全て計画通りにこなせたのもメンバーの皆様のお陰です。露天風呂の寒風にキャーキャー言いながらも温泉で芯まで温まり(お喋りに夢中でついつい長風呂に…)、美味しい冬の味覚もお腹いっぱい堪能でき、本当に楽しい冬の一日でした。 次回は11月にリベンジみかん狩りハイクです。
 乞うご期待!

新春ハイク「大本山 中山寺・奥の院・清澄寺清荒神 三寺参り」

記:M.T
実施日:2024年1月10日(水) 参加者:会員19名
コース・タイム:中山観音駅9:25~大本山・中山寺参拝9:50-10:20~シンボル広場~夫婦岩 10:40~中山奥之院参拝11:55~やすらぎ広場12:15-12:45~清荒神清澄寺参拝13:05-13:30~阪急清荒神駅14:15解散

 今年も中山新春ハイク企画しましたが雨予報で心配、何とか持ちそうなので決行した。
 曇り空の中大本山、中山寺・五重塔「青龍塔」にお詣りしてシンボル広場で1月入会のHさん、Kさんの紹介し、2班に分れ班長をOさんにお願いし、出発。新春ハイクなので参道を歩きました。参道には丁石があり、壱丁~十八丁超えたら奥の院です。奥の院に参拝し、昼食場所のやすらぎ広場に着く。
 小雨は降り出しましたがHさん、Oさんにお願いして手袋してのアイゼンの装着方法などお願いしました。昼食して清荒神清澄寺へ。荒神さんに着いたら目につくのは樹齢400年の2本の大銀杏。天堂(拝殿)を参拝し、順次お詣りし、最後に本堂で参拝して階段を下りたら一願地蔵尊像があります(一つだけ一心に願うと叶えられると言われています)。
 集合写真を写し清荒神駅に向かいました。今年の新春ハイク中山三寺参り終える事が出来ました。参加していただきました皆様有難うございました。

2024年目覚ましハイク 近江富士に登りましょう

記:S.S
実施日:2024年1月6日(土) 天候:晴れ時々曇り
参加者:19名
コース・タイム:野洲駅 09:40 → 09:43 野洲市役所前 → 09:53 野洲駅口 → 10:02妙光寺 → 10:22 御上 神社前🚻10:32 →10:40表登山道入口 → 10:41登山道入口 → 10:42山出前バス停 → 10:43 登山道入口 → 11:17 女山分岐→ 11:54 三上山にて昼食12:14 → 12:43 妙光寺分 岐12:53→ 13:00 光寺峠→13:16東光寺日陽山 → 13:53光寺山14:03→14:16 妙光寺山磨 崖仏→ 14:24妙光寺山磨崖仏入口 → 14:35 野洲中学校交差点→14:50 野洲市役所前 → 14:53 野洲駅(下山)

 買ったばかりの軽アイゼンを張り切ってザックに詰めて参加した近江富士。本当に1月?と疑うほどの暖かい陽気で登り始めてすぐに汗がでてきました。
 登る前、道路から三上山を眺めながら「低い山だなぁ」と言ったのをすぐに後悔するような、なかなか急な登りが続きます。必死で登った先に“肥満度確認可能”の割岩が出てきました。二つの大岩のかなり細い隙間を通れるか?といったもので、もちろん全員チャレンジ!無事全員成功しました。
 その後も岩場多めの登りをへて頂上へ。昼食時は急に冷えてきて慌てて上着を羽織り、歩き出すとまた汗が出てと、とにかく山行中ずっと脱いだり着たりが大変でした。
 そしてここからが本当に大変で(笑)、三上山から下山し、すっかり勝手にやり切った気持ちになって歩道を歩いてたのですが、そこからもうふた山越える行程が残っていたのです。
 今からこの山2つも越えるの?と一瞬心が折れそうになりましたが、ふうふう言いながらも山頂に立てて、素敵な景色を眺める事ができて、頑張れたと達成感を感じる事ができました。
 そして三上山はどこから見ても綺麗な富士の形で、さすが近江富士と呼ばれる山だなと感動しました。
 楽しく参加させていただき本当にありがとうございました。

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