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活動レポート

会報の抜粋記事(山ある記)を、ご紹介します。

怪奇と伝説の谷 蓬莱峡・座頭谷から逆瀬川

記:Y.H
実施日:2024年3月13日(水) 天候:曇りのち快晴
参加者:計17名
コース・タイム:JR生瀬駅🚻9:05~広場て体操~(用水路沿い~車道)~10:05座頭谷バス停~10:25蓬莱峡屏風岩10:30~(座頭谷棚越ルート)~11:00大谷分岐~11:30鎧堰堤~座頭谷東滝 ~12:15谷脱出口(昼食)12:40~ハニー農園入口~12:45径入口~13:20分岐B(峰降り る)~13:30木おろし口~13:40縦走路合流~13:55大平山~14:20大谷乗越~14:30縦走 路別れ(エデンの園分岐)~15:05焼石ケ原道合流~15:20エデンの園駐車場 解散   歩行時間 6.5時間 歩行距離 約13km

 座頭が持病を治したくて一人白杖頼りに有馬温泉に向けて旅立ち、生瀬からの有馬街道。右に行くと船坂から有馬温泉。ところが誤って左の谷に入ってしまい抜け出ることが出来ずに疲れ果て石に伏せたまま亡くなってしまいます。2,3日後に発見され、その頃より座頭谷と呼ばれるようになったいう伝説の谷。
 確かに白杖で進むには困難な河原。花崗岩の景観は目が見えてこその素晴らしい景色ですが。クライミングのトレーニングの場である屏風岩を見た後、しるべ岩からのルートに合流。蓬莱峡はいつもと違う異空間。時々道迷いしそうになりながらも難なく計画通りの道を順調に進むことが出来ました。
 この例会のメインディッシュ、最後の激下りも、怖い!コワイ!の声賑やかに、でも初めにした「石を落とさないようしっかり考えて足を出して下さい」のお願い通り、ラクー!の声なく無事に降りきることが出来ました。
 17人、多かったかなと不安だったが無事終了。そして皆一様に「あー面白かった!久々にスリルがあって良かったー!」の言葉を発して下さり嬉しかったです。時間にも余裕ができたので駐車場手前の草っ原で柔らかい春の日差しのもと、和やかなティータイムを取ることが出来、満足満足。
 解散後、バス利用は2人。あと15人は徒歩50分ほどの阪急逆瀬川駅に向いました。ご協力有難うございました。

北摂随一の展望スポットを散策

記:O.R
実施日:2024年3月9日(土)
参加者:16名
コース・タイム:阪急箕面駅 9:30集合→箕面滝道→瀧安寺境内にて準備体操と自己紹介→10:00~10:20落合橋~11:30ようらく台園地455mにて昼食と岩﨑さんから頂いた歌集で合唱→五月山ドライブウェイ・箕面GC→13:08北摂緑地霊園展望所→13:45日の丸展望台315m→吊り橋・愛宕神社→15:45五月山動物園(ウォンバット他)→能勢街道・池田商店街→16:16阪急池田駅解散

 ようらく台園地でゆっくり昼食をとった後、Iさんお手製の歌集を頂き、参加者皆で合唱しました。私個人的には知らない歌でしたが、「山の友よ」を歌って頂き、なんて良い歌なんだろう☆と感動しました。山でのびのびと皆と合唱するのって気持ち良いな~と思いました。
 コースは北摂の展望抜群のコースでした。左は生駒山・信貴山・二上山・葛城山・金剛山を眺められ、右は六甲山・甲山、正面は伊丹空港・淡路島が見えました。抜群の展望を眺めながらのティータイムはいつも以上に美味しくほっこりしました。ゆっくりした行程なので談話を楽しみながら景観を眺めつつの山行でした。いろんなコースがあるとの事なので、いろんなコースも行ってみたいと思いました。
 山の先輩方はいろんな経験の中いろんな名言をお持ちと思いますが、本日はIさんから日々いろんな事があると思いますが「今が一番!!」と思って生きて行くことが過去に振回されず前向きに生きていけるという内容の言葉を聞かせて頂きました。
 このコースは山をはじめたばかりの方や、ハードな山によく行っているけどたまにはのんびり伊丹空港の離着陸を眺めながらゆっくりした時間を過ごしたい方に大変オススメのコースです。ご案内頂いたリーダーのIさん・2班リーダーのKさん・参加の皆様、楽しい山行の1日をありがとうございました。

綾部山梅林と黒崎菜の花畑を巡る

記:I.A
実施日:2024年3月3日(日) 天候:晴れ
参加者:10名
コース・タイム:JR網干駅9:20~9:30バス乗車~綾部山梅林10:00~梅林散策11:5~昼食12:10~黒崎菜の花畑13:10~13:20新舞子浜海岸(コーヒータイム)13:35~綾部山梅林バス乗車14:10~JR網干駅14:40解散

 私が入会した年の春に訪れた思い出の梅林です。今年も暖冬と言われていたので開花状況がとても心配でした。折角行くなら見頃で有ります様にと毎日気にかけていました。
 当日快晴で定刻通りJR網干駅に到着。バス停を目指していると梅林を目指している女性のパワーにびっくり。臨時のバスは梅林に行く人で満員で、今日は見頃かもと期待しました。梅林に到着して程なくして振り返ると地元野菜コーナーで早速美味しそうなレンコンを購入しておられました。安くて新鮮そうでした。それから山を登りながら紅、白梅が満開で写真を撮りながら鑑賞していきました。蝋梅は枯れ掛けていましたが匂いは最高でした。また瀬戸内海がきらきらと光り眺めは最高でした。
 頂上の展望台で小休止、今回行く黒崎の菜の花畑の黄色も遠目ながらとても綺麗に見えていました。Aさんが買って下さった3種類の味の柏餅が美味しかったです。今日はイベント会場で御津海和太鼓の演奏が有りました、少し離れて聞いている時は梅をめでながら良い感じでしたが、事もあろうに昼食を取ったイベント広場が食べている後ろからがんがんと太鼓と笛が鳴り響き少し閉口しました。
 梅を堪能して黒崎の菜の花畑に。菜の花が満開で皆其々菜の花の中に入り写真を撮ってもらったり、まだ食べられる穂先を取ったりして楽しみました。コーヒータイムを予定していた新舞子浜海岸は強風でコーヒーもそこそこに退散して、早めにバスを待つため梅林に戻ると結構待っている人でした
 。少し臨時バスも遅れましたが無事JR網干駅に到着解散しました。今回カメラマンで活躍して下さったNさん有難うございました。また参加して下さった皆様お疲れ様でした。参加して下さった皆様ありがとうございました。

スノーシューハイク合宿「とちのき村」

記:O.R
実施日:2024年2月24日(土)~25日(日)
参加者:10名
コース・タイム:①2/24(土):JR八鹿駅11時5分集合=11時15分発(全但バス)=村岡バス停着12時6分=とちのき村送迎バス=とちのき村着12時50分=13時40分とちのき村周辺スノーハイク・そり滑り=16時とちのき村宿泊所に戻りお風呂=17時夕食
        ②2/25(日):7時朝食=8時高丸山へスノーシューハイク出発=高丸山 山頂10時18分=ティータイム=10時40分高丸山下山開始=とちのき村宿泊所12時着 とちのき村食堂にてお弁当頂く=13時30分とちのき村送迎バス=村岡バス停14時23分 =JR八鹿駅15時18分着

 今年は暖冬で雪が少なく雪山ハイクはとても貴重に思えた年でした。私は山々に木々に雪や霧氷が積もっている景観を見ると、日常の生活から別世界に訪れた子供のようにはしゃいだ気持ちになります。そんな気持ちになるのは私だけでなく、参加者の皆様もそのようで童心にかえって大はしゃぎの笑顔いっぱい笑い声いっぱいの二日間でした。
 雪景色に目を輝かせ、そり滑りを何度も何度も坂滑って登って笑って、スノーシューで新雪に足を踏み入れて自分のトレースを踏みしめる感触にワクワクし全身で自然に触れあいました。
 大阪の小学校の生徒さんも同じとちのき村周辺で雪遊びしていましたが、私達と年齢は違いますが雪に戯れる喜びは全く同じでした(笑)私達もまだまだ若い若い(^_^)v
 とちのき村の宿舎はとても清潔で気持ち良く過ごせました。夕食のすき焼きはとても美味しく「美味しいね!」と皆で言いながら、お肉の取り合いにならないように分け合って食べました。
 そんな真面目な私達に山の神様が味方してくださったのか、雨予報でしたが24日の夕方から25日に雨でなく雪が降り積もり、朝から新雪の上をスノーシューハイクし高丸山に登頂できました。道中行程がハードでないからか、気持ちがゆったりして雪景色にうっとりし、雲海に感動する山行となりました。始終リーダーとコースリーダーの見守りのおかげさまでもあり参加者の皆が協力しあった甲斐もあり無事怪我なく二日間過ごせました。
 コースリーダーが2番目に歩いてくださり、先頭を300mずつ順番に交代してスノーシューで歩くのもドキドキワクワクしました。
 雪山ハイク企画くださり、参加させて頂き、楽しい二日間本当にありがとうございました。

霧氷まつりの三峰山でのんびりカメラハイク

記:K.K
実施日:2024年2月4日(日) 天候:晴れ時々雪
参加者:10名
コース・タイム:近鉄榛原駅8:45発バス~みつえ青少年旅行村9:20-9:27登山口~10:00参篭所~ 11:50五本杉避難小屋~12:30三峰山山頂(昼食)13:00~13:40五本杉避難小屋 ~14:38休憩所~15:12登山口~15:20みつえ青少年旅行村バス~近鉄榛原駅

 通常のハイクは雨天を気にするだけであるが、今回は「雪があるか」が条件に加わった。前日の19時の天気予報での判断…そしてリーダーからのヤマテンは、当日の三峰山は12時まで雪、のち晴という奇跡のような予報に胸が躍る。
 いざ早起きして出発。榛原駅からのバスの車窓は、どんどん雪が多くなってゆく。
 登山口より歩き始めてすぐにアイゼン装着。練習したはずが…手間取りみなさんにお世話になった。そこからつづら折りの山道を登るがかなりの急坂。息がきれる。まだまだ訓練が足りないと、いつも思う。五本杉避難小屋に着きほっと一息つき、そこから頂上に向かう。ダラダラした登りだが雪が降り出した。樹氷を見ながらちょっと苦しい時間、地元の小学生が100M毎に「頂上まで◯メートル、頑張れ」とか「限界突破」とか励ましの看板を作ってくれていてクスッと笑いが出て頑張れた。ありがとう!御杖小学校の皆さん。
 そしていよいよ三峰山山頂へ到着。雪が激しく、時々強風も。いつもの山と違い雪でけぶる風景、樹氷、何もかもが幻想的で夢中でカメラに収めてみたが、後でリーダーの撮られた写真を見せて頂いてがっくりした。そう!この世界を残したかったのに、この違い。
 昼食後、下山。ヤマテンの予報通り、雪がやみ温度が上がり、下はぬかるみで、アイゼンも装着している為、歩きにくい。木の根につまずき2度ほど転倒した。足が上がっていないのだと思う。下の雨具を装着していて本当に助かった。
 。そして、青少年旅行村まで戻り、霧氷まつりでコーヒーのサービスやお酒、どて煮などでほっとひと息つけた。手作りのお漬物などのお土産などを購入して帰りのバスへ手を振って送り出して下さった旅行村の方々、何と温かい人、所かと、幸せな気持ちを胸に帰途についた。また行きたいな、御杖村、三峰山。
 拙い山登りしかできない自分ですが、こんな素晴らしい体験をさせて頂いて皆様に感謝です。

二上山駅から銀峰を経て雄岳・雌岳へ ~二上山~

記:T.Y
実施日:2024年2月17日(土) 天候:晴れ
参加者:18名
コース・タイム:二上山駅9:00~登山口9:20~銀峰10:15~雄岳10:50~馬の背11:15~雌岳11:25(昼食休憩 12:00まで)~岩屋峠12:20~祐泉寺12:35~傘堂13:10~当麻寺13:30~当麻寺駅13:50

 二上山コースは、飛鳥・奈良時代の史跡をたどるのが趣味の私としては、大変楽しみにしていた山行だ。万葉集には、“ふたかみやま”と、その名前も見えるが、現在は、“にじょうざん”と呼ばれることが通例である。ここは、奈良と大阪の県境にあたり頂上からは奈良盆地、かつて藤原宮などがあった地が眺め渡せる。奈良の魅力は1300年前に確かにここに住んでいた人々の痕跡がこの現代にもふと顔を出すところだと思う。
 二上山には、大津皇子の墓があり宮内庁管轄のいかめしい立て札に守られていた。大津皇子は、天武天皇を父に持ち、かつ天智天皇の孫にもあたり、皇位継承の有力候補の一人であったが、まだ皇位継承ルールもはっきり定まっていない時代、後継者争いに敗れて死を賜る(要は自害)こととなり、この地に葬られた。また、姉の大伯皇女も伊勢の斎宮に使わされたあと、謀反人の姉ということで結婚することもなく早世してしまう。
 いろいろな思いが巡る中、Tリーダーの先導で、山行は順調に進み、やはり飛鳥時代からの史跡当麻寺へと無事下山。このお寺は想像よりかなり立派で、東塔、西塔も揃い、よく手入れされた庭は梅が満開であった。ここが中将湯や陀羅尼助という薬の発祥の地であるとのことも初めて知る。
 春のような穏やかな一日、最後は、リーダーがあらかじめ予約しておいてくれた中将堂本舗の中将餅(生のよもぎたっぷり!)をお土産に帰路についた。本当に、奈良の魅力はつきないなー!

 計画してくださったTリーダーまた、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました!

公開ハイク 生駒山

記:S.K
実施日:2024年2月17日(土) 天候:曇り後晴れ
参加者:17名
コース・タイム:近鉄生駒駅 9:00出発―9:15 宝山寺参道公園(体操)9:30―9:40 宝山時 9:55―10:10 岩谷の滝 10:20―10:45 生駒ケーブル山上駅(トイレ休憩)10:55―11:15スカイライン展望台(昼食)11:45―12:10 暗峠 12:25―12:40 ぼくらの広場(トイレ休憩)12:55―13:10 客坊展望台―13:55 東大阪市立郷土博物館(ティータイム)14:25―14:45 瓢箪山稲荷神社 14:55―15:05 近鉄瓢箪山駅

 近鉄奈良線生駒駅から石畳と階段続きの宝山寺の表参道を登る。参道両側には今なお古びた旅館や土産物屋が建ち並んでいる一方で、インド人経営のヨガ教室やインド料理屋まであるのは場違いに感じる。曇天だが汗ばんで来る。境内手前の公園で自己紹介と体操、衣服調整を済ませて境内へ。
 宝山寺は生駒の聖天さんと称され商売の神様として崇められている。役行者が655年に開山した大聖無動寺を湛海律師が1678年入山して10年を掛けて伽藍を再興し宝山寺と改名した。本堂の背後に般若窟と称する自然の岩屋があり、弥勒菩薩などの仏像や御堂が麓から眺められるが残念ながら立入禁止になっていて近くまで行けない。高野山の様に両側に地蔵や石像の建ち並ぶ道を登り、脇道から生駒ケーブルを横切って岩谷の滝へ下る。昔は滝になっていたのだろうが今は一筋の水が筒から流れ落ちていて、白装束で禊(みそぎ)をしている人が居た。生駒ケーブルへ戻り舗装された側道を登ると生駒山上駅に着く。
 生駒山上遊園地は3月まで休業中だが、今日は子供向けの雪まつりイベントがあり子供連れの家族で駅前広場は混雑していた。遊園地の遊戯施設のど真ん中に生駒山頂の一等三角点がある。遊園地を抜けて暫く下ると車道に出て、スカイライン展望台で昼食。ここからは大阪平野の一望と、遠くに 六甲山脈や金剛、葛城山の眺望が素晴らしい。一昨日の雨で所々ぬかるんだ道を更に下って行くと暗峠。大阪から伊勢へ抜ける旧街道で、茶屋や旅館が建ち並んでいたそうだが今は車のすれ違いが困難な石畳の国道308号線で、茶店が1軒営業している。これから下り一方かと思いきや暫く登りとなり、なるかわ公園を経てぼくらの広場でトイレ休憩。
 ここからの眺望も良い。桜の大木が数本あり、満開時のお花見は最高だろう。客坊谷を下り、老朽化で昨年来休館中の東大阪市立郷土博物館の空き地でティータイムにする。周囲は山畑古墳群になっており、大和朝廷に仕えた豪族達のものと思われる古墳が点在している。街中を通り、日本三大稲荷の瓢箪山稲荷神社を経て近鉄瓢箪山駅着、解散。

宝山寺本堂と背後の般若窟
暗峠
スカイライン展望台にて

高見山 1248m

記:Y.H
実施日:2024年2月12日(月・休) 天候:曇り
参加者:計6名
コース・タイム:榛原駅8:15=(バス)=8:53高見登山口9:12→10:26小峠→10:45杉谷平野分岐→11:54高 見山(昼食)12:25→13:00杉谷平野分岐→13:40高見杉→14:21たかすみ温泉15:30=(バ ス)=16:17榛原駅
  歩行時間:6.5時間、歩行距離:7.2km、↑↓814m

 5年前に西宮山岳会入会を決めた思い出深い記念すべき山が高見山です。六甲全山縦走で西宮山岳会を知り、東半縦走のトレーニングに参加させて頂いた後、初めて参加した公開ハイクが雪一杯の高見山でした。入会翌年の例会では雪無し強風ドロドロ、滑らないよう歩くのに必死でした。今回も暖冬。雪は望めないかも。でも入会5年を迎えるに当り是非高見山に登ろう!と決意。
 バスの都合で1日延期が幸運をもたらしてくれました。前日夜に雪が降ってくれて雪の中を登ることが出来ました。小峠、前はここでアイゼン付けたなぁ、など思い出しつつも、今日の登り方、速い!いやそう思うのは私の老化のせいか?頑張らねば!と言い聞かせ一歩一歩歩を進めました。
 分岐以降は傾斜が緩み少し楽に。雪は深くなりウキウキワクワク。ところが頂上近くなると強風。雪山を甘く見ていた私の顔面は凍傷にかかるのでは?と不安になるくらいの寒さ、冷たさ。強風の中、上着をプラス。こんな状況で仲間を立ちんぼさせるなんて最低!今冬3座目の雪山なのに情けない。自分を叱る。
 頂上到着。風が強いのでお社前の小屋は一杯の人。集合写真を撮りお社の後に回る。風は無く山一面の霧氷を眺めながらゆっくり昼食をとる。霧氷の中の下山、上から見下ろす霧氷もまた格別。このまま降りてしまうのが勿体ないような景色の連続。雪と霧氷を堪能した一日でした。有難うございました。
 バス待ちに食べた山賊汁、とても良いお味でしたがお汁と飲み物だけ、はちょっと寂しかったかな。

表六甲でも氷瀑が見れます(表六甲氷瀑山行)

記:S.K
実施日:2024年1月31日(水) 天候:曇り一時小雨
参加者:9名
阪急六甲駅 9:00出発―9:15 護国神社(体操)9:25―9:45 長峰橋 9:50―10:45 寒滝 11:00―11:15 勧進滝 11:30―11:50杣谷峠(昼食)12:25―12:30 アゴニー坂―13:00 掬星台(ティータイム) 13:30―14:00 行者堂跡 14:05―14:50 王子公園西口―15:15 阪急王子公園駅

 定員10名で締め切ったが体調不良で急遽欠席者が出たため9名で出発。曇天だが六甲山の氷瀑は期待できそうもない。護国神社で準備体操をして衣服調整。長峰橋から山道となり、杣谷沿いに登る。途中何度も渡渉し、第三砂防ダムを超えて堰堤内に木の根を掴んで下り寒谷に懸かる摩耶の隠れ滝と称される寒滝を見る。落差20~30mはあるが、いつも水量が少なくてあまり迫力が無い。コンクリートの手摺の付いた道を登ると右手に本命の勧進滝が現れる。
 昨年、一昨年の同時期には全面氷瀑が見られたが今年は暖冬で、1/24の寒波で氷結した滝が1/29-30の陽気で溶けてしまい、残念ながら溶け落ちた氷塊が残っているだけだった。落差7mだが全面凍結すると紅葉谷の七曲滝に劣らない素晴らしい景色である。集合写真を撮って暫く登り、杣谷峠で昼食。ここのトイレは冬季閉鎖で、一人用の仮設トイレがあるのみ。
 穂高湖一帯はまだ工事中のため4/15まで立入禁止。小雨が降り出した。ドライブウェイを少し歩き、アゴニー坂を登るが、ここも全く残雪無し。掬星台でティータイム。粉末甘酒を初めて試してみたがまあまあいける。摩耶史跡公園(旧天上寺跡)には2018年の台風で倒れた杉の大木がそのままになっていて下をくぐる。天上寺も1976年の火災で全焼して少し上の現在地に移転している。仁王門は残っているが、仁王像は現在の天上寺に移転されている。
 ここから上野道と分かれて青谷道を下る。途中に神戸唯一の茶畑、静香園がある。王子公園を西から東へ突き切ってほぼ予定時間に阪急王子公園駅に到着、解散。折角氷瀑を楽しみに参加された皆さん、残念でしたが来冬を期待していてください。

今年の勧進滝
昨年の勧進滝
前の3名は揃いのミレーシャツ
氷塊のみ残っていた勧進滝(寒滝)にて

『赤穂の山と温泉と食を味わう冬の一日』

記:O.T
実施日:2024年1月24日(水) 天候:快晴
参加者:会員7名
コース・タイム:9:30播州赤穂駅~9:40雄鷹台山登山口~10:55雄鷹台山頂上(昼食)11:400~12:05雄鷹台山登山口~12:10播州赤穂駅12:25発のバス→13:00ホテル「潮彩きらら吉祥」温泉タイム♨ 14:30周辺散策、ティータイム、16:32発のバス→16:55播州赤穂駅17:00夕食~19:30播州赤穂駅発の新快速乗車

 暖冬だったはずなのに今期一番の寒波襲来!雨女の私は雪まで呼んでしまうのか?!と自らを恐れながら防寒対策を念入りに家を出ました。 しかし晴れ女(男)達のお陰で赤穂は眩しいほどの快晴。
 1合目2合目と標識に導かれながら1時間程で山頂に到着。この2ヶ月、娘の出産に伴い「育休」と称して山歩きご無沙汰だった私には程よいトレーニングコースでした。
 山頂からは小豆島、家島、四国まで見渡せ、海もキラキラ光ってとても綺麗。もう少し歩きたい気持ちを堪えて見晴らしの良い山頂で昼食、楽しい撮影タイムの後、登って来た道をピストン下山しました。
 今回のコース、実はここ2年ほど温めていながら未だ実現出来ていない「みかん狩りハイク」のコースをアレンジしたもの。メインのみかん狩りに変わる目玉として今回絞り出した案が赤穂の温泉と冬の味覚。日帰り温泉や牡蠣小屋の営業時間、移動手段と時刻表などスマホを駆使して立てたタイムスケジュール、全て計画通りにこなせたのもメンバーの皆様のお陰です。露天風呂の寒風にキャーキャー言いながらも温泉で芯まで温まり(お喋りに夢中でついつい長風呂に…)、美味しい冬の味覚もお腹いっぱい堪能でき、本当に楽しい冬の一日でした。 次回は11月にリベンジみかん狩りハイクです。
 乞うご期待!

新春ハイク「大本山 中山寺・奥の院・清澄寺清荒神 三寺参り」

記:M.T
実施日:2024年1月10日(水) 参加者:会員19名
コース・タイム:中山観音駅9:25~大本山・中山寺参拝9:50-10:20~シンボル広場~夫婦岩 10:40~中山奥之院参拝11:55~やすらぎ広場12:15-12:45~清荒神清澄寺参拝13:05-13:30~阪急清荒神駅14:15解散

 今年も中山新春ハイク企画しましたが雨予報で心配、何とか持ちそうなので決行した。
 曇り空の中大本山、中山寺・五重塔「青龍塔」にお詣りしてシンボル広場で1月入会のHさん、Kさんの紹介し、2班に分れ班長をOさんにお願いし、出発。新春ハイクなので参道を歩きました。参道には丁石があり、壱丁~十八丁超えたら奥の院です。奥の院に参拝し、昼食場所のやすらぎ広場に着く。
 小雨は降り出しましたがHさん、Oさんにお願いして手袋してのアイゼンの装着方法などお願いしました。昼食して清荒神清澄寺へ。荒神さんに着いたら目につくのは樹齢400年の2本の大銀杏。天堂(拝殿)を参拝し、順次お詣りし、最後に本堂で参拝して階段を下りたら一願地蔵尊像があります(一つだけ一心に願うと叶えられると言われています)。
 集合写真を写し清荒神駅に向かいました。今年の新春ハイク中山三寺参り終える事が出来ました。参加していただきました皆様有難うございました。

2024年目覚ましハイク 近江富士に登りましょう

記:S.S
実施日:2024年1月6日(土) 天候:晴れ時々曇り
参加者:19名
コース・タイム:野洲駅 09:40 → 09:43 野洲市役所前 → 09:53 野洲駅口 → 10:02妙光寺 → 10:22 御上 神社前🚻10:32 →10:40表登山道入口 → 10:41登山道入口 → 10:42山出前バス停 → 10:43 登山道入口 → 11:17 女山分岐→ 11:54 三上山にて昼食12:14 → 12:43 妙光寺分 岐12:53→ 13:00 光寺峠→13:16東光寺日陽山 → 13:53光寺山14:03→14:16 妙光寺山磨 崖仏→ 14:24妙光寺山磨崖仏入口 → 14:35 野洲中学校交差点→14:50 野洲市役所前 → 14:53 野洲駅(下山)

 買ったばかりの軽アイゼンを張り切ってザックに詰めて参加した近江富士。本当に1月?と疑うほどの暖かい陽気で登り始めてすぐに汗がでてきました。
 登る前、道路から三上山を眺めながら「低い山だなぁ」と言ったのをすぐに後悔するような、なかなか急な登りが続きます。必死で登った先に“肥満度確認可能”の割岩が出てきました。二つの大岩のかなり細い隙間を通れるか?といったもので、もちろん全員チャレンジ!無事全員成功しました。
 その後も岩場多めの登りをへて頂上へ。昼食時は急に冷えてきて慌てて上着を羽織り、歩き出すとまた汗が出てと、とにかく山行中ずっと脱いだり着たりが大変でした。
 そしてここからが本当に大変で(笑)、三上山から下山し、すっかり勝手にやり切った気持ちになって歩道を歩いてたのですが、そこからもうふた山越える行程が残っていたのです。
 今からこの山2つも越えるの?と一瞬心が折れそうになりましたが、ふうふう言いながらも山頂に立てて、素敵な景色を眺める事ができて、頑張れたと達成感を感じる事ができました。
 そして三上山はどこから見ても綺麗な富士の形で、さすが近江富士と呼ばれる山だなと感動しました。
 楽しく参加させていただき本当にありがとうございました。

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