本文へスキップ

西宮山岳会公式ホームページ Since July 7th 2017

活動レポート

会報の抜粋記事(山ある記)を、ご紹介します。
この会報は、1963年の会創立以来、毎月途絶えることなく発行しています。

鶏冠山・龍王山縦走

記:T・F
実施日:2020年7月19日(土)  天候:快晴
参加者:(一般)6名 (会員)14名 計20名

感想:JR草津駅から440円を握りしめ、バスに揺られて20分、上桐生バス停に到着。一般の参加者6名、会員14名の自己紹介、準備体操を終え、近江湖南アルプスハイキングマップを手に出発。週間天気予報では雨/曇りマークが並んでいた当日は青空に夏雲が並ぶ快晴となり、セミの鳴き声と共に北峰縦走線を進んでいく。

 ザクザクザク・・花崗岩の崩れた砂地が続き、山道のところどころに大きな岩が迫り出し、その大きな岩も積まれたり、岩同士が支えあった形で鎮座して、どうやってこの形にしたのだろう、倒れてくることはないのだろうかと不思議に思う。無風の中、水分補給の回数も増え、ザクザクズル・・足元に注意しながら進む。
 鶏冠山490.9mに到着し、小休憩とKさんのオレンジで生き返り、はるか彼方に見える天狗岩を見て「エレベータ付いてないかな」と誰かの独り言が聞こえてきてちょっと賛同する。ザクズルザクズル・・足と頭が疲れてきたころに天狗岩に到着しお昼休憩となりホッとする。お腹も満たされ余裕ができたせいで、ちびっ子が楽しそうに登っている天狗岩に登りたくなり、出発時間5分前に登り始める。大きな岩を猿の如く登ると岩の上に出て本日の絶景ポイント、遠くに琵琶湖が見え、風も心地よく、しばしカメラタイムとなる。後から考えると、あんな柵もない高い所で立てたものだとゾクッとした。
 天狗岩をあとに、耳岩(どの角度からも耳には見えなかった)、茶沸観音を拝み、龍王山604.7mに到着。残念ながら木に囲まれ景色は見えず来た道を折り返す。ズルザクズル・・狛坂線に入り、下りなうえ足場が濡れ、足置き場を慎重に選びながら歩く。それでも滑る。岩壁に彫られた仏像や観音様に足を止め、最後まで岩を堪能した。

 逆さ観音の横の東屋で西宮山岳会名物のティータイムが準備され、コーヒー、ドーナツ、おせんべい、もちろんMさんの冷凍パイナップルも頂き、失礼ながらこっそり無になる。またバス停までひたすら歩き、予定通り16時55分のバスに乗ってJR草津駅へ。無事にスタート地点に戻ってこられたことに、リーダーさん、サブリーダーさん、そして参加の皆様に感謝申し上げます。


箕面“勝尾寺”から“大滝”へ!

記:F・I
実施日:2020年7月5日(日)  天候:曇りのち晴れ
参加者:8名
コース・タイム:阪急箕面駅9:00=阪急バス=外院~9:40帝釈寺北~外院尾根(勝尾寺丁石道・旧参道)~10:30軍茶利明王の石像~10:50勝尾寺11:00~(自然研究路号線)(自然研究路号線)~12:15政の茶屋園地13:00~13:20こもれび展望所~13:40雲隣展望台14:00~14:20箕面大滝14:30~15:10箕面竜安寺境内広場(解散)

 新型コロナウイルスの影響で自粛していました例会ですが、今回は近場の箕面公園を一周するハイキングを企画実施しました。梅雨の真只中、無難なコース設定とは言いながらも、最悪の雨天予想も念頭に置いての催行となりました。
 集合時間こそ小雨交じりでしたが、帝釈寺北から参道に差し掛かったころには雨もやみ、前日までの雨による泥濘(ぬかるみ)も歩行に支障する程の事もなく、曇り空の中をほぼ当初の計画コース・予想タイム通りに勝尾寺まで辿る事が出来ました。一丁石を確認しつつ次の目的地“政の茶屋”の向かう頃には薄日も差はじめ、政の茶屋での昼食も屋外ベンチでゆっくり摂ることが出来ました。
 帰り道コースの途中“雲隣展望台”近くの広場で暫し休憩の後、箕面大滝に着く頃には青空に陽ざしが差し込む好天に恵まれ、しかも前日までの大雨の影響で大滝は過去に例をみない水量と迫力満点の景観に魅了され疲れも吹き飛びました。何よりも参加メンバーの協力のお蔭で、全員無事怪我もなく楽しい一日になりました。


沢搬出訓練(兵庫県連主催)

記:T・I
実施日:2020年7月5日(日曜日)
参加者:西宮山岳会員 3名、他受講生5名、運営スタッフ11名 合計19名
コース・タイム:(9:00)渦が森展望公園集合~(9:00~11:00)仮想事故現場に到着・スケッド梱包・チロリアンのシステム構築の演習~(11:00~11:30)昼食~(11:30~11:50)西谷山入渓~(11:50~12:20)~スケッド梱包・チロリアンブリッジのシステム構築~(12:20~14:30)要救助者搬出~(15:00)渦が森展望公園~(16:00)解散

感想:公園でスケッド(搬出用具)に救護者を梱包して、チロリアンで搬出のデモトレーニングを行いました。初めてで戸惑いながらも、講師の方の指導も分かりやすく、一連の流れは理解できました。昼食をはさんで、西谷山に入渓して実習です。
 展望台公園から歩いて20分程度のところから開始しましたが、スケッド梱包・チロリアンのシステム構築に20分、搬出に2時間強。搬出に必要な人員は、工作班で2~3名、担ぎ班に5~6人は必要です。搬出距離が長ければ、担ぐ人員は交代しないと大変です。
 搬出活動は、これ自体がとても危険なことで、2次被害を絶対に出してはなりません。そのため、活動に携わる人員は、相応の技術と体力が必要となります。だって、人が事故を起こすような普通に歩いたって、ヒーフハーフー言うようなルートを、人を運び出すのですから。
 今回の経験で、救助活動が、多くの方の労力と努力、そして覚悟の上に成り立っていることを痛感しました。講師の方には、敬意と感謝の念を込めて、お礼を申し上げます。一方で、山では絶対事故は起こしてはならないと、肝に銘じた次第です。安全山行に努めます。


スケッドに梱包してチロリアンまで運びます。

滝上からスケッドをロープで確保して降ろします。
滝上から降ろされる写真があれば良かったのですが、ここからはロープを手繰るので精一杯でした。

「六甲山」を楽しむ

記:K.K
日時:6月20日(土)  天候:曇り
参加者:会員 10名
コース・タイム:阪急芦屋川(9:00)~山芦屋公園(9:05-9:20)~滝の茶屋(9:35-9:45)~風吹き岩(10:45)~七兵衛山(11:30-12:10)~打越峠(12:15-12:35)~山の神(13:00-13:10)~八幡神社(13:25-13:35)~阪急岡本(14:45)

風吹岩立ち入り禁止 コロナウィルス明けの初の例会となった。山芦屋公園で自己紹介、準備体操、緊急事態宣言解除後の登山についての注意事項を簡単に説明、いつもなら1グループで行動するのだが、今日は2グループに分けて行動開始。滝の茶屋から風吹き岩へ、風吹き岩は落石のため立ち入り禁止。もう少し横池の方に進み、少し広場風になっている所で休憩。やはりコロナで運動不足ということでしんどそうな人も見受けられた。

イシガキチョウ七兵衛山で昼食を取り長めの休憩をして、打越峠へと向かった。打越峠の手前で昆虫網と三脚とカメラを持った人に出会った。何を捕獲しているのか聞いたら、前回来た時イシガキチョウをこのあたりで見たので捕獲しに来たとのことだった。捕獲して、捕獲した場所、日時、自分のイニシャルを書いて逃がすとのことだった。アサギマダラの行動の調査と同じだ。アサギマダラや三光鳥の話を「自慢話になるけれども」と言いつつ写真を見せて話してくれた。

三光鳥

三光鳥の写真は保久良神社で撮ったとのことである。アサギマダラなども一回で12~13羽捕まえて解き放つと、ネット上に次に捕まえた人が情報を書き込むとのことだった。沖縄や九州、四国などへ飛んで行ったことがわかるとのことだった。


童謡「赤とんぼ」のふる里『龍野』の山を巡る

~鶏籠山・的場山・白鷺山~

記:M.O
日時:2020年3月1日(日)  天候:曇り時々晴れ
参加者:会員 15名
コース・タイム:JR本竜野駅9:45~10:10龍野城(準備体操)10:25~10:55鶏籠山11:05~11:15両見峠11:15~11:35展望台A11:45~12:00的場山12:40~13:10野見宿禰神社(夏山登山セミナー説明)13:40~14:25白鷺山14:35~15:30JR本竜野駅

 人生2度目の例会リーダーです。場所は私が好きな『龍野』にしました。姫路より更に奥なので「青春18きっぷ」が利用できる時期を選びました。龍野は白壁や町家造りの建物が多く残る町並みで「播磨の小京都」とも呼ばれています。また童謡「赤とんぼ」の作詞者「三木露風」のふる里でもあります。ですから街中では、生家や銅像、歌碑など三木露風にちなんだ建造物を目にすることができます。

 本竜野駅からまず街歩きを楽しみます。揖保川を渡ります。揖保川は川幅の広い立派な川で鴨や鷺もいます。白壁の土蔵もあります。ハイカラな洋館もあります。そして龍野城、元々は鶏籠山に山城がありましたが、江戸時代に脇坂安政公が麓に築いたお城です。横には梅林があり7分咲きぐらいでしょうか、紅白のコントラストが私達の目を楽しませてくれました。

 さて、ここで「鶏籠山」の名前の由来を申しますと、揖保川の東岸から望む姿が鶏籠(とりかご)を伏せたような形をしていることから鶏籠山(けいろうさん)と名付けられたそうです。お城の横から鶏籠山の登り口があります。山城があったということで平削地や二の丸跡を経て本丸跡(山頂)に着きました。山頂には赤松村秀公によって築かれた城の石垣や瓦などが残っていました。眺望はありません。下った所は「両見峠」と呼ばれていて的場山との鞍部になっています。的場山は今日一番の急登です。

途中見晴らしの良い「展望台A」で少々休憩をし頂上に到着、こちらは先ほどとは反対側の龍野の街並みと瀬戸内海が見渡せました。昼食休憩の後、的場山を下ります。なかなかの急坂です。途中「大観峰」?を経て「野見宿禰神社」へ到着、この神社は大相撲と関係の深い神社で、玉垣には明治から大正にかけて相撲ファンをわかした力士の名前が刻まれています。ここからの眺望がまた素晴らしいのです。揖保川と龍野の街並みが手に取るようによく見えました。さらに下って龍野神社、三木露風の銅像、「赤とんぼ」の歌碑(センサーが反応して曲が流れます)を見学の後、今日最後の山「白鷺山」へ向かいました。121mの低山ですが「童謡の小径」と名付けられたルート上には歌碑が8基あり、通過するとセンサーが反応して8曲の童謡を聞くことができました。

また頂上の見晴らし台からの眺めは想像以上のものがありました。山を下ったところには「龍野公園動物園」があり、無料で鳥や猿などの小動物を見学したのち、街歩きを楽しみながら本竜野駅に戻りました。
 今日は街歩きと山歩きの両方を楽しむことが出来ました。また、プチ縦走気分も味わえ山頂からの景色を楽しむこともできた1日でした。ご参加頂いた皆様、頼りないリーダーにお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。お世話になりました。


有馬温泉のサービスデーを楽しむ「六甲山」

記:K.K
日時:2月19日(水)  天候:晴れ
参加者:会員3名 一般1名 計4名
コース・タイム:阪急芦屋川(9:00)~滝の茶屋(9:30-9:40)~風吹き岩(10:30-10:40)~雨ヶ峠(11:40-11:50)~土樋割~一軒茶屋(12:45-13:10)~ 東屋(14:00-14:10)~有馬(14:45-16:00)

 今日は平日なので登山者も少なくのどかな山歩きが出来た。風吹岩では三毛猫が待っており、手持ちの厚焼きの煎餅を割ってあげたら、煎餅が固いので四苦八苦しながらも何とか食べてしまった。それが面白かったのかKさんがまた煎餅をあげていた。一匹に餌をあげると俺にも、私にもとどこからともなく集まってくる。残念ながら他の猫ちゃんは餌にありつけなかった。雨ヶ峠で小休憩を取り、土樋割り、七曲りと進む。やはり七曲りはしんどい、老骨に鞭を打ってのぼる。一軒茶屋に何とか予定に時間に到着。あったかいカップヌードルを食べて一息ついた。山頂付近は昨日の寒波で少しは雪があるかなと思ったが、これぽっちの雪もなかった。それでも寒波のせいで旧吉高神社付近の登山道は凍っていた。

これくらい凍っていたら前回の滝巡りの時より氷瀑になっているかも・・・などと話しながら下山。途中木の根っこに見事なつららが出来ていた。(写真撮っとけばよかった~)。  今日は有馬温泉サービスデー。なので半額の280円(銀の湯)ちなみに金の湯は330円で温泉に入れる。有馬温泉もコロナウイルスのおかげで人が少なく温泉もゆっくりと浸かることができた。私たちにとってはありがたいのだが、商売あがったりでサッパリとのことだった。

(写真)Yさんは温泉にゆっくり浸かり間に合いませんでした


冬の滝巡りハイク

記:A.H
日時:2月1日(土) 天候:晴れ時々くもり
参加者:会員11名 一般参加1名  計12名
コース・タイム:阪急六甲駅9:00=油コブシ登山口9:18~油コブシ山頂10:18~六甲ガーデンテラス11:28昼食11:55~極楽茶屋12:15~七曲滝13:00~似位滝~百間滝~有馬温泉16:15

 「みんなが参加できるように例会を増やそう」ハイキング部会の度に上がるこの話題、私もいつか企画しなければ…ということで、初めて企画した例会。会長の後押しもあり、氷瀑を求めて七曲滝を目指すことを決定しました。
 当日は、リーダーデビューを応援してくださる方、最近入会された方、氷瀑を期待される一般の方、計12名が集まり、滝を目指して歩きました。油コブシまでの登りは2月とは思えないくらいの暖かい日差しの中、汗をかきながら登ります。極楽茶屋からは大きな霜柱もあり、 氷瀑はないだろうと思いながらも心の底で少し期待しつつ、不安な道は会長を頼りつつ、何とか滝に到着。期待した滝は端がちょろっと凍っていました!滝周辺は以前から通行止めになっている箇所が多く、七曲滝は上から覗き見て、似位滝、百間滝までは迂回路を通りました。(紅葉谷の工事は今年の8月までの予定のようです。)
 今回は残念ながら氷瀑は見られず参加者のみなさんはがっかりだったかな、と初リーダーを終えて反省でしたが、来年は見られるようまた企画せねば!と意気込んでおります。なんと翌週はしっかり凍っていたとのこと…。是非、みなさん懲りずにまたご参加ください。ありがとうございました。

霜柱に期待が膨らむ  どの滝もさらさら流れる…


やまめしハイク

記:A.H
実施日:2020年1月29日(水)
参加者:8名
コース・タイム:芦屋川駅(0800)~(1020)ゴロゴロ岳~(1055)奥山貯水池・山飯タイム(1315)~(1345)荒地山~(1430)風吹岩~(1500)金鳥山~(1540)保久良神社・梅林~(1630)岡本駅

感想:心配していた天候は回復。みなさん、本日のメインイベントの山飯タイムを楽しみに集まって頂きました。定刻に出発。
 ゴロゴロ岳への取り口までは、住宅街を進む。麓の公園で、準備運動していよいよ出発。かなりの急登で、距離の割には長く感じた。道中は、名前の通りなのか大小の岩がゴロゴロ。(標高のゴロ合わせも1説。)奥山池脇のベンチでの休憩は、風もなく晴れ間が見えてとても暖かかった。その後順調に進み、芦有ゲートから荒地山への急登も難なく進む。保久良神社の梅林では、既に梅の花がほころび、思わぬご褒美をもらう。公園管理者によると、2週間程度は進行が早いとの事。花見はお早めに。
 お楽しみだった山飯タイムは、登山開始後30分くらいして、リーダーがガスボンベを忘れたことに気が付き、想定外の事態発生。みなさんにお詫びする。発覚時周囲にいたメンバーは、後日の楽しみにと笑って許してくれたが、忘れた当人は、下山口を六甲駅に変更して、先に下山してモンベル六甲に買いに行くつもり。ところが最後尾に居たKさんが、ガスボンベを密かに持参しているとのことで、無事、奥山池を眺めながら計画遂行できた。ナイスフォローとみなさんの寛容さに感謝します。 Yさん買い出しのあんこをお湯で溶き、Kさんナイスパスのガスボンベでお餅を焼いて、とても美味しい焼き餅入りのぜんざいの山飯でした。あと、差し入れのたくわんと塩昆布、カレーせんべいが箸休めとなり美味しく頂けました。みなさん、ありがとうございました。
 最後に、リーダーのガスボンベ忘れに、大喝!! かたい餅をかじりながら、お湯で溶いた生ぬるいぜんざいを食べるところでした。大変申し訳ございません。


アイゼントレーニング

記:A.H
実施日:2020年1月25日(土)  天候:薄曇り・微風
参加者:3名
コース・タイム:阪急芦屋川駅北側広場8時55分集合(9時03分発芦屋ハイランド行きバス)~東お多福山登山口(9:15)(9:25)~蛇谷北山(10:15)(10:17)~石の宝殿(10:35)(10:37)~六甲最高峰(10:55)アイゼントレーニング(12:00)~有馬温泉(13:20)

感想:当初、例年通り芦屋地獄谷でアイゼントレーニングを行う予定でしたが、初心者を対象に手軽なコース設定でとの要請を受け、 大寒過ぎの厳冬期であれば六甲最高峰には、積雪があるものと期待し計画いたしました。
 しかし、百年に一度?の暖冬のおかげで積雪は0㎝。それでも初心者がお見えになれば アイゼンの着脱・歩行を経験して頂ければと思い、予定通り実施しましたが参加者は経験豊富な方ばかり。最高峰の直下でアイゼンの着脱・歩行を復習し、ゆっくりテータイムを過ごした後、有馬温泉に予定より少し早く下山。天候不順な日々が続く中の貴重な晴れ間を楽しむことができました。
 ところで、厳冬期の現場では装備品(テント・ピッケル等)の取り扱いの習熟度は時に生死を分けます。やったことがある!たぶん出来る!といった方のために雪山で20分もタイムロスをさせられたことも一度や二度ではありません。山に向かうためには繰り返しトレーニングを積まなければならないようです。